2017. 11. 12 社家郷山キジ谷、北尾根
先日の六甲保養荘での囲碁愛好会の集会後に登ろうと計画したが、勝手な行動を慎んだ方がよいかと思い、参加者と一緒に帰宅した。今回、再挑戦。これまでこの施設を利用した時などを含め、かなり樫ヶ峰一帯を歩いたので、今回までの踏跡図をまとめて下に掲載しておく。
同行: S氏
コースタイム
0950 六甲保養荘BS、1010 キジ谷コース入口、1043 キジ谷へ入る、1050 大きな石組みの上、1054 窯跡、1100 社家郷大滝、1120-25 休憩、1130 標識で外れ峰出合方向へ、1145 外れ峰出合、1145 小笠峰出合、1157-1230 西三つ辻出合、1233 北尾根4ルートらしき方向へ、1333-40北尾根2ルートとの出合、1358-1404 エデンの園BS
キャンプ場の入口に利用者以外は立入禁止とあったのを生真面目にとり、上へ登っていくが、明らかにおかしいので引き返し、キャンプ場内に入っていく。かなり立派な所でテントを張るために広い木のステージがいくつもあった。これでは背中が痛くなったり、バーナーの倒れるのを心配する必要がないのでいかにも快適そうだ。車道から離れないように進むと、すぐにキジ谷入口の案内があった。そのあとも何回か道が分からなくなるが、ところどころに木の階段があったり、マーキングもあるので、それほどのロスはなくキジ谷に入っていく。もうこの後は道を探す心配はない。それにしてもかなりの頻度でキジ谷という赤いプレートやテープなどが出てくるのには驚いた。ほとんど人が歩いていないと予想していたのに、かなりの愛好者がいるような気配だ。やがてとても大きな石組みが出てくる。手ごろな大きさの石が20段ほど積み上げられていて、まるで荒地山のブラックフェースのようだ。そこを直登する。ブラックフェースより勾配は緩いが、石が丸みを帯びているので、ホールドやスタンスはやや不自由。アラカルート氏の記事には言及がなかったので、巻道があったのかもしれない。すぐに窯跡、そして社家郷大滝という可愛らしい滝。滝の右横には真新しい長い鎖が張ってあり、それを使って滝上に出る。しばらく行ったところにまた堰堤が出てくる。稜線まではまだ少しありそうなので、一息入れる。その後外れ峰などを示す標識のあと西三つ辻出合に着く。ここで2組のハイカーと出会う。少し離れたところで昼食とする。かなり雲も出て、衣類を追加しないと寒い。
北尾根4に向かうが、入口が分からない。すこし通り過ぎた後、引き返して適当なところで北側に下りて行くが、間違いなくルートではない。YAMAPを頼りに軌道修正していると道らしいところにでた。少し引き返して本当に道なのかどうかを確かめたが、確信はもてないような曖昧な道だった。しかしアラカルート氏の記事にあったようなヌタ場もあったので多分間違いないのだろう。しかし、下って行くにつれてまたわかなくなる。ある所にはテーピングがあるが、当然のことだが道を外したところにはない。尾根が北東の方へ方向を変えるあたりでかなり手こずる。しかしYAMAPの助けを借りて北東に向きを変えて行くうち、道らしきところに行きあたる。その後は道であることを確信できるのが5割を越えるようになり、焼石ヶ原の水平道、逆瀬川、エデンの園が目に見えるようになる。尾根道から1時間で河原に出た。17.04.19に歩いた北尾根2との出合だ。北尾根2に比べて北尾根4ははるかに手ごわかった。しっかりと道を見つけることができても多分簡単ではないと思う。出合からあとの道は以前に歩いている時の記憶にある通りだった。川を渉るところでは水量が前回より少なく、全く苦労しなかった。
場合によっては、小笠峠から大藪谷に行き、前にも歩いている大藪谷北尾根を使って奥池に出ることも考えていたが、結構のコースを堪能した気になったし、時間も14時になったので、無理をせずにエデンの園からバスに乗って逆瀬川に出た。
社家郷大滝 |
北尾根からエデンの園。その先は行者山か |
樫ヶ峰一帯のあしあと。
コースの脇に記入した数字は山行年月で、下の数字をクリックすると記録に移動します。
0809、0903、1312、1405、1407、1604、1704、1711
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