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2017. 4. 19  樫ヶ峰



前年同様、にろく会の総会が六甲保養所であった。食事で少しビールを飲んだが、軽ハイキングを計画する。2008年9月に樫ヶ峰・小笹峰・小天狗山・船坂峠と縦走し、2013年12月に宝塚西高校前から樫ヶ峰を通り、西三ッ辻出合からかぶと山荘BSまで下り、2016年4月には樫ヶ峰・キレットコースで、稜線に出て、樫ヶ峰・鷲林寺コースで下山した。今回はまだ歩いていないゴルフ場から登り、東三ツ辻の西側から北尾根を下ってエデンの園に出ることにした


同行: 単独

コースタイム

1448 六甲保養荘、1457 西宮CCへ、1504 山道へ、1531 送電線鉄塔、1533 主稜線へ、1544 樫ヶ峰出合、1546 樫ヶ峰山頂標識、1549 北尾根(一番東側)への分岐、1555 馬の背、1600 東三ツ辻出合、1603 北尾根(東から三番目)分岐で右折、1627 支沢に出る、1636 石積み堰堤、1639-49 逆瀬川渡渉、1659-1705 エデンの園BS
 
前々日にかなりの降雨があったので、保養荘からネコヤナギの池の方に向かう歩道は完全に水没しており、脇の斜面を辿って登山道へ進む。池のそばからゴルフ場に抜けられるかどうか、地図では怪しげだったので、保養荘やゴルフ場に問い合わせたが、要領を得ない。実際は、全然問題なくゴルフ場北側を通る車道に足を進めることができた。ゴルフ場のコースの先に甲山が望め、プレーをしていてもさぞ気分がよいだろうと想像する。道が直角に折れる所から山道がはじまる。すぐに炭焼き小屋でもないだろうが小さな廃屋がある。山道はちゃんと整備されており、要所要所に赤テープもつけられている。コバノミツバツツジが5分咲きといった感じで、登るにつれて視界も広がり、なかなか良いコースだ。新神戸線二十九の鉄塔を過ぎるとすぐに稜線に着く。板切れに書かれたゴルフ場という字が読み取れる。しばらく行くと、甲山、北山貯水池、ゴルフ場、六甲保養荘などが遮るものなく目の下に広がる。六甲の主稜線も反対側に見えてくる。そしておそらく中山方面の山並みも。

やがて、社家郷山への分岐のすぐあとに樫ヶ峰山頂という古い標識が出てくる。標高461mというのは地理院地図などの457mより高く不可解。そのあとすぐに社家郷山とかかれた石標が置かれていた。一番東側の北尾根の入口、西宮の基準点、馬の背、東三ツ辻出合を通り過ぎるとすぐに、これから下りようとしている北尾根の分岐に着く。




ゴルフコースの向こうに甲山

  


稜線から見た甲山、北山貯水池、西宮CC、六甲保養荘


 


馬の背からみた六甲連山(アンテナは大平山)




テープが何本かぶら下がっている。道は急だが、明瞭だ。まだアルコールが抜けきっていないので、下りは慎重に歩く。10分ほど下ると、やせ尾根の向こうにエデンの園が目に入る。両側の切り立った岩尾根の姿もよい。そのうち小沢に降り立つ。枯れ沢と案内されていたが、この日は十分の水が流れていた。石積み堰堤まで行って、左に折れ下って行くと逆瀬川の本流に出会う。うしろに先ほどの石積み堰堤が高い。川を渉るところがあり、左右を見回したが、この日は飛び石伝いという訳にはいかなかった。間違いなくスニーカーの中が水浸しになり、そのあとが不快になることが目に見えていたので、靴を脱いで裸足で渡る。

歩きやすい道となる。念のためポールを一本だけ持って来たが、やせ尾根を下るときに、もう一本の杖を途中調達したが、もう必要ないので捨てる。1時間に2本しかないバスの時刻をチェックすると、ちょうどよさそうだ。急ぎ気味に歩いて、発車5分前にバス停に着いた。





やせ尾根が続く北尾根

 


エデンの園のミモザが満開

 









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