2014. 7. 2 蓬莱峡・座頭谷・大平山・エデンの園
5月に下見をしたコースをYHの企画に使う。養蜂場から国道を歩いたあと、全山縦走路にでる道に異を唱える人がいたので、ドコモの舗装道路を使ったこと、大谷乗越からのあやしげな道はもちろん当初の予定通り、逆瀬川沿いの一般道を歩いた。
同行: YH12人
コースタイム
1025 蓬莱峡BS、1045-1103 広場(その間 屏風岩へ立ち寄る)、1138-42 四段堰堤、1200-06 休憩、1211 座頭谷から林へ、1234-1305 養蜂場、1330 メンテナンス道の入口、1340 全山縦走路入口、1349-55 大平山(681)、1405-08 全山縦走路入口、1424-26 大谷乗越、1435 エデンの園入口、1422 千石ズリ、1446 西澤さんと下りてきた分岐、1453 廃棄自動車、1500 エデンの園BS(1504発)
宝塚からバスで蓬莱峡へ。有馬街道を走れば車窓から、樹木の全く生えていない風化した奇妙な岩峰群が林立する景観が見えるが、今回その岩峰群の近くに行く。麓から見上げる尖った岩峰の肌は、触れただけでもぽろぽろと剥げ落ちて、歩くのは簡単ではない。こんな崩れやすい花崗岩のすぐそばにある巨大な屏風岩に立ち寄る。この日もロッククライミングの練習をしているグループがいた。
蓬莱峡の広場
屏風岩
続いて万里の長城のような堰堤を経て座頭谷に入る。ここもまたガレ場で、谷にはいくつもの砂防用堰堤が築かれており、それぞれが時代の様式を反映している。座頭谷の奥まった河原は広く、その昔有馬へ向かう座頭が迷い込んで行き倒れになったことから座頭谷と称されるようになったとのこと。
座頭谷
谷の中のガレ場を登る
谷を登りきったハニー農園で昼食。東屋にはベンチがあり、日も遮られるので昼食には最適と思っていたが、外で食べる人たちも多かった。昼食後は、船坂から小笠峠に通じる歩き易い車道から、最短距離のあやしげな道で大平山へと予定していたが、こんな道はいやだという人が出たので、NTTドコモのアンテナメンテナンス道をたどることにする。照り返しのきつい舗装道路を歩くのは嫌だなと思っていたが、日陰の道が多く助かった。かなり遠回りしたと思ったが20分程度で大平山まで行ったので、時間的には大差はなかったようだ。立派なアンテナが鎮座する大平山山頂は久しぶり。東側のヤブに入った所にあった三角点は初めて。舗装道路から全山縦走路に入り大谷乗越へ。記念碑台から歩き始めたが、宝塚まで歩くのはかなりありそうだし、どうしようかと思案していた単独男性がいた。逆瀬川へ下るというと、同行したいとのこと。もちろん問題はない。大谷乗越から車道を下り、小笠峠の手前で逆瀬川の上流沿いの山道に入る。エデンの園まで30分と手書きの案内があった。昨年の年末にこのグループで歩いた社家郷山を右手に見ながら、千石ズリといった崩壊地をすぎ、しばらくすると、前回Nさんと下ってきた難路の入口を通りすぎる。エデンの園に無事到着。バスはすぐに出て、逆瀬川でも、西宮北口でもほとんど待ち時間がなかったのは幸いだった。芦屋川に下りると、いつもの店が休みとのことで、初めてのところで反省会をする。
千石ズリといわれる逆瀬川岸の崩壊地