1997. 04. 29 水引入道・屏風岳・南屏風岳
10日前に女房殿と水引入道の方へ足を踏み入れたが、目的を果たせず、すぐに引き返した。今回は、同じ出発点からもう一度挑戦する。
同行: 単独
コースタイム
0630 白石スキー場Eゲレンデ、0655 第一水場、0810 垂清沢、0855 大日向、0915 水引入道(1656㍍)、0927 水引平、1015-50 屏風岳(1817㍍)、1120-25 南屏風岳(1810㍍)、1150 T字路、1220-30 水引入道、1315 垂清水、1415-30 第一水場のすぐ手前、1455 駐車点。
10日前に比べて、雪が格段に少なくなっており驚く。はじめは上部がガスに包まれており、何も見えないまま登る。垂清沢(タルキヨサワ)の徒渉のところの雪渓のへつりがすこし緊張するが、後はどうということない。花は前にもあったセリバオウレンに加えて、ショウジョウバカマがかなり花を咲かしている。大日向にでるとすごい風で、脱いでいた上のシャツを着込む。入道の手前で神嶺(シンレイ)林道への道を分けるが、見通しが全くないので馬ノ神は諦める。水引入道への登山コースの道標は完備していたのに、頂上にはなにもなく、地図で多分これと思いながら通りすぎる。水引平ではガスに包まれ、ルートを決めるのに、地図と磁石を頻繁に見る。尾根に出る直前でガスが引いていき、南屏風や不忘が見え始める。稜線にでたあと北蔵王が見えるところまで行き、引き返して屏風岳の頂上で昼食。
南屏風は行ったことがないので、ピークハントに立ち寄っておく。ここで、未経験の南屏風−不忘間を歩くか、晴れてきたので同じ道を戻って馬ノ神に登るかの選択を迫られる。水引からの屏風を見たかったので、大変かとは思ったが後者を選ぶ。ところが、地図をしっかり見ておかなかったこともあり、神嶺林道分岐点まで下りてしまう。どう見ても馬ノ神に通じていないと判断し、あきらめて下る。道はなくとも、行くとすれば頂上から行くべきだった。もっと雪のあるときでないと難しいかもしれない。徒渉点の緊張が終わった後の数十はある雪渓のトラバースが煩わしい。登りはどうということもなかったのであるが、疲労がでてきたためであろう。第一水場までなかなか到達せずに少々うんざりした。帰りは、GWの人出のため、釜房湖からノロノロ運転となり、全部で2時間かかってしまった(朝は45分)。
垂清沢 |
水引入道への道 |
ガスに包まれた屏風 |
不忘山とP1732 |
不忘山から屏風岳への稜線 |
刈田岳方面 |
南屏風岳山頂 |
下山時は快晴に |