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2023. 05. 17  柿谷西尾根



午後の時間を利用して、柿谷西尾根の末端から、K-6から新神戸線20号を経て、先日登った無名谷を下ることにした。短時間でこのような冒険的要素のあるハイキングができるのはありがたいことだ。

 

同行単独

コースタイム

1217 水車谷BS、1255 仁川連絡線の下、1350-53 五分岐、1411 K-6ポイント、1420-25 新神戸線20号、1459 無名谷堰堤横、1526-33 右岸へ、1538 奥山水道、1558-1611 芦屋ゲートBS

柿谷のハイキングコースの入口の西、100数十bの所から尾根の末端に取付く。前に(2021 .02. 07)上の方から下ってきたときは、かなり早くから尾根の東側に逸れはじめ、うまい具合に唯一ともいえるこの出口に下り着いたのだったが、この日はかなり早くから尾根に乗ってしまったようで、見覚えのない障壁や太いワイヤーで固定された岩などを越えて行く。谷にある堰堤ではなく、似たようなものが尾根にあるのは珍しい。頻繁にYAMAPで現在位置を確かめていたのだが、仁川連絡線35号の鉄塔が見当たらないし、送電線も目に入らない。不思議だったが尾根の上にいるのは間違いないのでそのまま進む。やがて見覚えのある風景が出はじめ、踏み跡もしっかりしてきた。300bの地点でルートがやや左に折れるのだが、そこには全部で8ヶ所ほどもの赤ペンキで丸印が書かれていた。以前には見なかったものだが、やはり迷いやすい所ではある。五分岐に着き、あとは新神戸線20号の鉄塔までは心配ないと安心する。この日は気温が高く熱中症に注意するようにという警報が出ていたので、意識して水を補給するが、概ね木の陰の中を歩くので、まあ問題なかった。

K-6ポイントの手前で道がY字型に分岐していた。あまり記憶にないもので、右方向の道もしっかりしていたが、左に進むとすぐにK-6ポイントに出た。そこから新神戸線20号鉄塔まで歩いたことがあったが、ここも少し記憶と違うような印象で、大きく回り込むようにして鉄塔に到着した。どう見ても地形図の送電線の印からずれた地点に鉄塔があったようだ。



尾根の上にこのような壁




仁川連絡線35号があるはずの地点




5分岐




K-6ポイントの手前のY分岐




K-6ポイントで進入禁止の方へ進む




新神戸線20号鉄塔



2023. 04. 13に無名谷を遡行し、堰堤の上から新神戸線20号鉄塔に行く予定だったのに、ついつい歩きやすそうな所を辿って21号鉄塔に出てしまった。この日は20号鉄塔から堰堤まで未知のルートを歩くことにした。北西方向に向かえば堰堤に出るだろうと下って行く。道らしきものはなく、藪漕ぎのような場面もでてくるが、やがて藪がなくなり視界が開ける。そうこうするうちに以前に見た池に出る。しかし、前のときに歩いたところは分からず、沢に下りて下流を目指す。前方に大きな堰堤が見えてきた。少し前から高みを目指し、堰堤の上に出る。その後は沢に下りずに、つかず離れずといった感じで左岸を下って行く。道はないが、誰も歩いていないというのでもない。見覚えのある大きな岩を過ぎてしばらくすると、この沢への入口で見かけた黄色と黒のテープが目についた。気持ちのよさそうな所だったので、沢に下りて冷たい水で頭や腕を洗い、リフレッシュする。ふと見ると右岸に赤のマーキングがあった。前の時に右岸から左岸に移ったポイントだった。そのあとはしっかりした道で、奥山水道に下り立つ。芦有道路に出てゲートまで歩くつもりで右手に進むと、若い二人のハイカーが「道が分からないのですが、ロックガーデンはどの方向ですか」と的外れの質問をしてきた。奥山水道を行くと、最後が大変厄介なので、芦屋ゲートからバスで下山するのがよいと勧めておいて歩きはじめる。しばらくして振り返ると、まだスマホを見て迷っているようなので引き返し、奥山水道が終わった水道施設のところから芦有道路に出るややこしいルートをやや丁寧に教えておく。この程度の情報ですんなりと下山できるとも思えなかったが、仕方がない。芦屋ゲートBSからのバスは、16時台以降では1時間に2本あるので、15分ほどの待ち時間でバスに乗れた。二人連れは、苦難の道を選んだらしく、やってこなかった。



このような所を下る









堰堤




奥山水道



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