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2023. 04. 13  芦屋川無名支沢、奥山水道



芦屋川の八幡谷の南側にある小さな沢を登ってみることにした。午前中に用があったので、午後からの出発となったが、半日でこれだけの経験ができるのだから、ありがたい話だ。

 

同行単独

コースタイム

1320 芦屋ゲートBS、1345 八幡谷、1404 八幡谷の南の支沢、1410 奥山水道の北端、1456 堰堤横、1530 新神戸線21、1549 五分岐、1555 奥山水道、1600 鉄梯子、1620 水車谷BS、1658 楠町

左岸道を歩くのは本当に久しぶりで、どこも見覚えがないといった感じ。こんな調子で未知の、それも情報が全くない沢を登るのは大丈夫かなと心配になる。八幡谷を渡ってすぐに右下を見ると、お気に入りの素晴らしい斜瀑の一部が見えていた。ゲートから45分でやっと目的の沢にぶつかる。ふと見ると黄と黒のテープが何重にも巻いてあり、ここから入った人がいることが分かったし、なんとなく踏み跡らしきものも見えたので安心する。すぐに登り始めないで、沢沿いに下り、奥山水道に下り立つ。この日は奥山水道の北の端まで辿ってみようと考えていたためだ。地形図にある通り、芦有道路にぶつかって終わりとなる。これまで何度もバスで通り過ぎているのに、全く気が付かなかった。



キランソウ




八幡谷の斜瀑の上部




奥山水道の北端




目的とした支沢の入口に黒と黄のテープ


トラテープの所に戻り、沢を登り始めるが、しばらくは右岸の踏み跡をたどる。すぐに左岸に移り、そのあとは川岸や沢の中を適当に選んで登って行く。沢全体を塞ぐような大きな岩があったりするが、四つん這いになってよじ登るようなこともほとんどなく、楽な沢登りといえる。パイプを縦に半分に切った形のトタンのようなものが多数散らばっていた。現役とは思えないので、なにかの残骸をそのままにしているのだろう。やがて堰堤が現れるが予想以上に大きい。新神戸線20号の送電鉄塔に行くには右側から越えた方がよいと考えていた。右側に無難に登っていけるような踏み跡があった。堰堤の横に着いたのち、そのまま岸を辿るとすぐに沢に出る。沢と行っても水流がなくなった窪みのようなものだ。堰堤の後はうんと歩きやすくなるのではと考えていたが、予想通りだった。小さな池(ヌタ場と言うには大きい)があり、新緑やツツジに囲まれ長閑な雰囲気で心休まる。そのあとはとくに道のようなものはないが、どこでもお好きな所をお歩きくださいといった風情の緩やかな斜面を登って行く。20号の送電鉄塔に行くにはもう少し南側を歩かないといけないことは分かっていたが、かなりの谷に下りて登り返す必要がありそうだった。送電鉄塔を目指していけばよいと考えていたのは甘かった。ずっと林の中で見晴らすことなどはできなかったから。そのまま歩きやすい所を東に向かって登る。いずれ柿谷西道にぶつかるだろうと気楽だ。柿谷西道に飛び出したのは、なんと新神戸線21号の送電鉄塔の所だった。この日は黄砂が酷いとの予報だったが、六甲の稜線も青空のもとにしっかり見えていた。



たまに大きな岩も




堰堤に近づく




堰堤上の小さな池




気ままに歩ける穏やかな斜面




ここから登山道に出てきた




すぐ横が新神戸線21号の送電鉄塔


あとは通い慣れた道を下るだけ。K-5ポイントで進入禁止の方へ曲がり、五分岐を目指す。遅くなったので最も早く下山すべく、奥山水道へ直接下りる道を選ぶ。この道にも、工事中のため通行禁止との注意書きがあったが、以前もそうだったように、今回もなんの不都合もなかった。そのあと、水道施設の所から階段道を下り、タイヤ壁を回り込んで、鉄梯子で芦有道路に下り立つ。水車谷BSからのバスは1時間に1本。少し遅れてくれば乗れるかもしれないタイミングだった。小走りにBSに向かっていると、時間通りに来たバスが追い抜いて行った。待つのも面倒なので家まで40分歩いて帰る。

この日見た花。ゲートから左岸道に入ってすぐに宝石箱をひっくりけしたようなきれいなキランソウが目に入った。こんな所で見るとは思いもかけなかった。コバノミツバツツジと新緑の饗宴はいろいろな所で楽しめた。サクラも一本だけ。ツバキの花もあちこちに落ちていたが、咲いている所は一度も目に入らなかった。これはいつものことで、上を見上げながら歩いていないから。見上げても、一つ二つが目に入るだけだ。奥山水道から芦有道路へ向かっているときにヤマツツジが一本だけ咲いていた。コバノミツバツツジばかり見ていたので、オレンジ色の花が新鮮に感じられた。



コバノミツバツツジ




五分岐の火の用心の標識




奥山水道に下りる




一本だけあったヤマツツジ



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