1999. 11. 14 経塚山
恒例の駅伝大会のあと、車を夏油温泉まで走らせる。満天の星空で翌日の好天が期待できる。初めて車の中で夜を明かしたが、かなり居心地が悪いものの十分に眠れた。
同行： 単独
|
コースタイム
0700 夏油温泉、0715 牛形分岐、0755 赤い橋、0850 1014㍍峰、0906 水場、0914 お坪の庭、0933 木道、1000-40 経塚山（1373）、1125 水場、1218 赤い橋、1250 牛形分岐、1300 天狗岩、1315 夏油温泉
明け方は0℃位まで冷え込む。何十年ぶりかのブタンボンベをもっていき、暖かい朝食（といってもインスタントうどん）をとる。ガス漏れもなく、バルブの錆び付きなどもなく、問題なく使えたのには感心した。赤い橋のところまで車で入れるのを知らなかったので全部歩く。しばらくして振り返ると温泉の向こうに種山、その後に1098㍍峰が見え始める。赤い橋の天板がはずされているので引き返してきたという人に出会う。確かに危ないが、両側にロープが張られており、それでバランスを取りながらＬ字鋼の上を歩く。56歩だった。その後多少の登りがあるが、あとは登るのだか下るのか分らないような取り留めもない道が頂上まで続いている。シャッターを押す以外には休まなかったのに、標高差800ｍに3時間もかかったのはこのためである。歩くにつれて、1281㍍峰、牛形山、天竺山、経塚山、鞍掛森山などが順々に見えてくるので飽きることはない。朝日が当たり、茶色と緑の焼石連峰らしい色合いを見せている。水場を過ぎてしばらくするとシャクナゲ、ゴゼンタチバナ（もちろん葉っぱだけ）が見え始めるとお坪の庭という可愛らしい名前の所に出る。コメツガ、アカマツ、ダケカンバなどに囲まれ、苔むした岩にシダ類が生い繁り気分のいい場所である。駒ヶ岳が見えるようになると視界が開け頂上が近い。頂上では焼石岳が雲の中に隠れていてがっかりする。それでも、獅子ヶ鼻岳は見えたし、日差しがや弱くなったが天竺山、牛形山、鷺ヶ森山、兎森山、鞍掛森山、駒ヶ岳のパノラマが広がる。風が強いため体感気温が低く、地図を持つ手の注意力がなくなるほどだった。時間はまだまだゆっくりできたのだが、堪らず40分ほどで下り始める。下りはじめてしばらくして、この日唯一人の登山者と出会う。駒ヶ岳への道があれば周遊できるのでいいのだが。下りてから、石灰華の天狗岩を見物するため回り道をしてから、温泉にもどり露天風呂（大湯）に入る。帰る途中で千貫石森林公園、西小学校などに立ち寄り、駒ヶ岳、経塚山などの山容を確認しながら戻る。
 1098㍍峰、兎森山 |
 牛形山 |
 天竺山、1281㍍峰 |
 鞍掛森山 |
 |
 |
 石灰華ドーム |
 大湯 |
 駒ヶ岳、鉢森山＠千貫石森林公園 |
 経塚山、駒ヶ岳、鞍掛森山、牛形山 ＠西根地区センターの東側 |
 駒ヶ岳、鞍掛森山、牛形山、鉢森山、オガラ森山、前塚見山 ＠西根西小前 |
|