1998. 12. 06 不忘山・南屏風岳
不忘山に登るのに白石硯石からのメインルートを初めて使う。
同行: 単独
コースタイム
0930 硯石キャンプ場、1020 1100m台地、1130 あと1 kmの標識、1200-20 不忘山(1705)、1300-05 南屏風岳(1810)、1335 不忘山、1510 硯石
上部は雲に覆われており、あまり天気は良くない。立派な霜柱を踏みながら、コナラ、ブナ、モミの林を歩き始める。40分ほどで積雪のかけらに出会う。1030に森林限界を越えるが、その辺りからみぞれが吹きつけるようになる。あと1
kmの標識のあとがかなり長かった。1000 mという感じではない。頂上では簡単な腹ごしらえをする。風下に逃げるとたいしたことはない。ただ、油断して手袋をぬらしてしまったのが辛い。ここで引き返しても十分満足だったのであるが、縦走路の中で抜け落ちている不忘=南屏風間(1.5
km)をこの際終わりにしようと欲張る。この稜線歩きでは厳冬の趣がでてきて気分が良かった。ポールを持っている方の手先がしびれてきて、頻繁に持ち変える必要が生じる。下りは霊仙山のときと違い、時間を気にすることなくゆったりと下る。マイカー登山の利点の一つである。硯石から少し車を走らせると長老湖の辺りに霧が立ち込め、素晴らしい絵になっていた。遠刈田で温泉に入り、ベルツでハムとビールで空腹をいやして、蔵王の家で泊まる。
不忘山 |
南屏風岳 |
山頂標識 |
長老湖方面 |