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1996. 08. 12  真昼岳


登山の前に、沢内の碧祥寺博物館で1時間足らず過ごし、前郷に戻り登山道にはいる。

  

同行: 女房殿


コースタイム

1350 峰越林道登山口、1530 真昼岳(1060b)、1555 女房殿出発、1600 女房殿南峰出発、1705 峰越林道駐車場(女房殿は1735に兎平登山口に着いたとのこと)、1755 兎平登山口

7 km先で通行止めとの標識があったがこれは誤りで、登山口まで入ることができた。それにしても道は悪く、時速10 km位しか出ない。途中の日かげで昼食をとり、登山口に着いたのは14時前となる。すぐ急な上りになるが花が満開で慰められる。ウツボグサ、クガイソウ、ミヤマシャジン、シモツケ、コガネギク(ミヤマアキノキリンソウ)、タカネナデシコ、ハクサンフウロなどがまず目に付く。二つ三つ小ピークを超えなければならないので女房殿はふうふう言っている。振り返るとあす予定している和賀岳がどっしりと見える。そのあとも、ヤマアジサイ、ヤブデマリ、シロバナトウウチソウ、ミヤマボウフウ、ハクサンボウフウ、キバナノホトトギス、ギボウシ、ツルリンドウ、アザミ、クルマユリ、トウゲフキなどのほか、片側に10個くらいの小さなナデシコ様白花をつけた旗のような花、極小のスミレ様紫色の花をつけたシソ科らしき花など初めてのものもあった。

真昼岳からは横手盆地がすぐ下に見え、前に栗駒から角館へドライブしたときに、真昼岳が立派に見えたのを思い出す。森吉、太平、鳥海、焼石、早地峰、姫神もくっきりとは言えないがそれなりに見える。岩手は全く駄目。30分ほどゆっくりしてから、女房殿はお花畑を期待して兎平の方に下りることにし、二手に別れる。女房殿が南峰を通りすぎるまで見送って、自分は元に引き返し、車で兎平登山口を目指す。女房殿は一人でブナ林の暗い所、背より高い笹薮、熊の出現の可能性などに恐れをなして休まずに歩いたとのこと。うんと早く下りてしまい、車が着くのをかなり待つことになった。あとで考えると、少し無茶なことをしたと反省。キャンプ場のところでオオウバユリの群生を見てきたというのでそれだけ見に行く。







 


真昼岳方面(左端に女神山)


 


P996b付近から頂上方向(右端音動岳)

 


大平山方向




お花畑

 


頂上に近づく




山頂
 


横手盆地を見下ろす



南峰に向かう小さくなった女房殿を見送る
 


クガイソウ





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