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2025. 03. 06  ひよどり展望公園、丸山観音、西山



六甲山系の中の未経験の破線路を歩く計画もかなり進んだ。未経験の道はそれこそ無限にあるが、ここでは六甲全山縦走マップに載っている緑色で描かれたルートを対象としている。車道になっている所、がけ崩れが進んで危険な所などは対象から外している。今回は、近くを歩いていたのに、抜けていた所をかなり網羅できたので嬉しい一日だった。

  

同行単独

コースタイム

0957 鵯越BS1009 福寿院参道から展望公園へ、1028 東屋、1039 展望台、1047 四ツ辻、1051 福寿院、1109  P214b、1120 四ツ辻、1130-57 展望公園滝山町入口、1211 神鉄踏切、1213 天神地蔵菩薩、1225 刈藻川滝見橋、1231-34 神戸丸山衝上断層、1248-52 丸山観音、1300-05 聖天山(140+b)、1335 梅ノ木畑周遊路入口、1358 西山町分岐、1402-13 西山(梅木畑四等三角点、174.4b)、1425 豊春神社分岐(220+b)、1445 豊春神社、1450 西山公園へ、1502-05 宮川町9丁目BS

最初の目的地はひよどり展望公園。これは2025.03.02に烏原貯水池から登ろうと計画したが、間違えてしまった所。帰宅後に少し調べたが、どうも簡単に登れそうにないので、南側から登ることにした。低山ではあるが、色々と変化のあるコースで楽しかった。初めは福寿院への参道を進んだが、すぐに展望公園への分岐が出てきたので、そちらに進む。東屋のある展望地点まで80bほどの高低差を登るので、かなり登り甲斐があった。東屋からは途切れ途切れではあるが、兵庫・長田方面、高取山、菊水山などを見ることができた。少し登った所からは三ノ宮方面の展望がさらによくなり、摩耶山もガスに包まれていたがなんとか識別できた。下って行くと四ツ辻に出た。右は福寿院、正面はP214b、左手は滝山町方面。



福寺院への参拝路




展望公園への入口




いくつもの石仏(これは弘法大師)




東屋から兵庫・長田方面




東屋から高取山




少し上の展望台から三ノ宮方面




展望台からガスの中の摩耶山




下に四ツ辻が見えてきた


まずは夢野大師 福寿院を訪れる。このような山中に立派な堂宇があるのに驚く。右手に下りると朝に歩いた参道に通じている。少し雨が降りはじめたので、ザックにカバーをかぶせて、本堂の左手の階段を登って行く。八十八ヶ所巡りの石造りの祠が次々と現われる。多くの場合、山道の脇にポツポツと置かれているが、ここでは密集して配置されている。このような重量物をどのように運びこんだのかと不思議だ。大正時代のものもあったので、ヘリコプターでという訳には行かないだろうし、辺りでこのような石材を産するとも思えない。石仏群が終わった頃、雨がやみ日差しさえ現れた。少し登るとこの公園の最高地点であり三角点のあるP214.5bに着く。菊水山、鍋蓋山、摩耶山もすっかりガスが消えていた。ここから北の方に進むと地蔵前広場があると書かれていたが、それが烏原貯水池に繋がるとも思えなかったが、これは間違いで、2025.03.02に名前を知らないまま地蔵前広場を通っていたことが帰宅後に判明した。三角点・地蔵前広場間は20分で、先日探していて見つからなかった破線路から登ってくるらしい。この日は、三角点から南に下り、先ほどの四ツ辻を右に下る。滝山町に出る所に展望公園の案内板があり、休憩所のようになっていたので昼食を摂る。終わるころまた雨が降り出したが、大雨にはなりそうにない。



夢野大師 福寿院




本堂左手の階段を登る




祠が次々と



上から見ると団地のよう




最高地点から菊水山




鍋蓋山・摩耶山




三角点




四ツ辻の手前で友ヶ島水道まで見えた




四ツ辻を右手に下る




展望公園の案内図


源平町から来る西神戸自動車道の脇を下り、滝山町の交差点で右折し、住宅街に入って行く。十字路で左に折れ南に向かうが、標高差20bほどの長い階段となっていた。これは予想もしていなかったが、地図を見るだけではなかなか立体的な構図を頭に描けないことは前から気になっていた。神鉄の線路が下に見え、踏切を渡るのだが、その先にこれから向かうこんもりした「丸い山」の姿が見えた。丸山駅からも見える特徴的な山容で、地名の丸山町もこの山の名前がもとになっているものと信じて疑わなかったが、今回色々調べてみて、どうもこの山の名前は丸山でもないらしい。踏切を渡ったところに天神地蔵の祠があり、すぐ下に送電鉄塔がある。銘板は遠くて読めなかったが、#29という番号だけは読み取れた。これは、別の鉄塔から伸びてきた送電線がこの鉄塔で真下に向かい、地下に潜るという珍しい鉄塔らしい。刈藻川を渡った所でもさらに近づいた「丸い山」が見えた。その山に登る前に、2025.01.29に見つけられなかった神戸丸山衝上断層を訪れる。ちゃんと調べておいたので、今回はすぐに見つけられた。六甲山の成因を明らかにした断層らしいが、眼を凝らして観察したが、その重要性を理解することはできなかった。



神鉄の踏切の前から鉄塔と丸い山




天神地蔵尊




鵯越筋からの送電線がこの鉄塔で地下に潜るという




滝見橋の西から丸い山




神戸丸山衝上断層の紹介




神戸丸山衝上断層



さらに北に進み、「丸い山」の中腹にある丸山観音に行く。これも前回は入口を見つけられなかったが、よく見れば地形図にもルートが描かれていたので今回は問題なく辿り着けた。観音様が立つ広場からは、これから行こうとしている西山から高取山にかけての山並みが近い。山頂に行けるかどうかは不明だったが、観音像のうしろにロープが見えたので、道があることが分かった。結構な急坂をロープに頼りながら登ると、民放とNHKのテレビ中継所の建物があった。道路もない山にこのようなものを建てたのが驚きだが、福寿院の場合と違って、この時期にはヘリコプターで搬入することができたに違いないと勝手に納得した。山頂はその手前らしい。それらしきところへ分け入ると、竹林の中にもっとも高い地点があるようだった。色々調べたがこの山頂を訪れたという記録は目につかなかった。中継所に行った人と頂上近くまで行った人はおられたが、頂上を確認したという記録はないようだ。もちろん山名表示などはなかった。名前も丸山ではなさそうで、「聖天山」としているメモを見つけたが、それも一般的ではなさそうだ。



丸山観音入口




丸山観音




観音像の広場から西山・高取山




頂上近くの民放TV中継局




NHKTV中継局




山頂部


宿題を二つ片付け、高取山の未踏ルートに向かう。堀切町と長者町の境にある岩洞橋から破線路が伸びているので探したがすぐには見つからなかった。橋の上から川の上流方向を覗いていると行き先を表示する標柱が見つかった。そこに辿り着ければあとは大丈夫そうだ。長者町のどこかの家の庭を通らせてもらえれば川に出られるかと入って行くと、家を通らずとも川に出られる道があった。あの標柱が目に入らないと登山口は分からないままだろう。標柱には梅ノ木畑周遊路と書かれていた。名前だけは知っていたが、歩くのは初めての道だ。大変歩きやすい道だった。西山町・宮川9丁目BSへの道を見送り、すぐにP174.4bに着く。点名梅木畑の四等三角点があり、西山とも言うらしい。白川大明神まで行ってから引き返し、このピークから南に下りる初めての尾根を下山路にしようと考えていた。地理院地図にも破線で描かれているし、全山縦走マップにも緑線で描かれているにもかかわらず、通行禁止になっていた。ロープが張られているというのでなく、がっちりとした木の柵が設けられていたのは予想外だった。目の前に大きな倒木があったので、それを越えれば見通しがつくかと少し入ってみた。歩けないことはなさそうだが、人が入らないのだろう、道は怪しげになっていたので、無理しないことにした。高取山からの一般道で下山することにして、白山大明神に向かう。その少し手前で、豊春神社への道が分かれていた。地形図では破線が途中で途切れていたので計画に入れていなかったが、豊春神社という名が明記されていたので、問題なく下れるだろうと、未経験の道に入って行く。YAMAPで破線が消えたあとがどうなっているかと気をつけていたが、同じようにしっかりした道が最後まで続いていた。豊春神社に立ち寄ったあと、一般道と合流してバス停に向かう。途中で、西山公園へという石柱があったので、それも歩いたことがないので、入って行く。公園が上の方に見えたが、そこには立ち寄らずに、宮川9丁目BSからバスに乗って神戸駅に向かった。



梅ノ木畑周遊路の入口




西山(P174.4b)の山頂




南側への尾根は完全にブロック




豊春神社への快適な尾根を下る




豊春神社は左へという案内




豊春神社



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