2024. 09. 04 ごろごろ岳、ガベノ城
囲碁愛好会の碁会がこの日にあると思って出かけたが、なにかの手違いで誰も来ていない。昼食や飲み物も用意してきたし、女房殿は午後から出かけるので、どこか散歩しようと阪急芦屋川の方へブラブラと歩いていたら、月若公園BSですぐに奥池へのバスが1分後に来ることをみつけ、奥池近辺の気がかりの場所を探ることに決めてバスに乗る。
同行: 単独
コースタイム:
1011 月若公園BS、1030 奥池BS、1036-53 林山登山口探索、1055-58 S家、1102 奥池BS、1130 K-13、1133 NHK鉄塔、1134 K-12、1136 剣岩、1145 ごろごろ岳(565b)、1200 ガベノ城分岐、1208-25 展望岩(甲山、観音山、大平山)、1241 ガベノ城(483b)、1302 展望台(380b付近、西宮協立リハビリ病院が正面に、甲山が左手に)、1308-18 紛失した帽子を探す、???? 剣谷町11、1400-42 柏堂BS
2024. 06. 06 にT氏と林山から奥池に下りてきたときに、従来の登山口に出られなかったのでどう変わっているのかが気になっていたので調べてみた。芦有道路から川沿いに登って行くと、左手に色々な住宅が立てられており、林山への道は見当たらない。そのまま進むと大きな鋼製砂防堰堤が見えてきて、立入禁止となっている。少しだけ入らせてもらって登れそうな踏み跡を探ったがなさそう。少し戻り、もとの登山道だった所が大きな邸宅の進入路になっており、ちょうど下から上がってきた車がゲートを開いて入って行く所だった。話を聞くとこの建物は1-2年ほど前にできたのもので、林山への道があることなど知らないとのことだった。T氏と下り立った住宅地のはずれを再訪すると、右手に石段が続いていたので登って行くと人が住んでいるようにも思えない家が建っており、その奥で石段はなくなり、踏み跡も見つからなかったので、ここが登山道でもなさそう。T氏と下りてきた訳の分からないところが意外に正解だったのかもしれない。こんな状態ではここから林山に登ることは不可能に近いだろう。
納得して奥池BSに戻る前に、時間もあるので、ちょっと気になっていたS家を訪れてみた。全く応答がないので、電話をすると「現在使われておりません」というメッセージ。携帯にかけると通じた。「今どこにいるの」と聞くと、なんとアメリカで家族旅行をしているという。090ではじまる番号で通じたのが不思議だったが、ひとまず安心した。
奥池集会所で念のためペットボトルに水を補給しておき、ごろごろ岳のすぐ南のK-12ポイントから左に分れる踏み跡をたどり、例の「六甲岩めぐりハイキング」に紹介されていた剣岩を訪れる。この踏み跡はこの岩のためだけのものだったようでそこで行き止まりになっている。
鋼製砂防堰堤 |
登山口だった所が邸宅へのアプローチに |
剣岩 |
ごろごろ岳山頂 |
途中で右折してガベノ城へ進む。ここは久しぶりの道で、最初は単独行で剣谷を遡行して、第二堰堤の所で行き止まり、仕方なく酷い藪漕ぎをしてガベノ城の尾根の方へ登ったとき。ガベノ城と鉄塔の間に出て、そのまま展望岩を経て観音山に行ったので、一部を歩いただけ。2度目は、その10年後にYHの仲間と登山口からガベノ城、展望岩、ごろごろ岳を経て前山公園まで歩いた。もちろん下りに使うのは初めて。展望岩の所でよい時間になったので昼食休憩とする。甲山、北山貯水池、北山公園一帯が眼下に広がり、左手に目をやると観音山とその左奥に大平山が見えた。その後、あまり特徴のないガベノ城の頂上を経て、やや歩きにくい所もある道を下って行く。途中で帽子を失くしたことに気が付き、カンカン照りのところを帽子なしで歩くのも嫌なので少し引き返して探す。5分ほど戻ったが見つからなかったので諦める。さらに時間をとって暑さにやられることの方が心配だった。シダの葉や小枝を頭の上にかざしながら、剣谷町の住宅地に無事に下り着く。街に出た時刻の記録がないのは、この日は全くメモを取らなかったため。要所要所でスマホの写真を撮っており、それでよしとしていたが、しばらく前からスマホの温度が上がり過ぎて写真が撮れない状態になっていた。舗装道路の照り返しに困りながらしばらく下っていくと、なんと道端に銀色のコーティングをした日傘が捨てられていた。ありがたく使わせてもらい、柏堂BSまで気分よく歩く。バスの時間までかなりあったので、北山緑化植物園に入る。休園日でだれもいない緑の下の椅子に腰かけ、冷たい飲み物をのみながらゆったりとした時間を過ごした。
展望岩 |
展望岩から甲山、北山貯水池 |
ガベノ城山頂 |
さらに下った地点で最後の展望 |