2019. 12. 04 清滝・小倉山
清滝には関西に来てから6回行っており、そのうち3回がにろく会がらみ。その上、前の週に峰山、阿弥陀ヶ峰と2度も京都のモミジ狩りに行ったので、やや迷ったが、やはり参加することにした。かなりの収穫があった。
同行: YH6人
コースタイム:
嵐山から清滝までの途中で試峠を通ると企画書にあった。そこは知らない所なので、興味を引いたが、実際にはトンネルを通ったので、やや味気なかった。愛宕山の登り口の清滝ケーブル駅跡の広場で昼食休憩。ケーブル歴史を書いた説明板を読んでいて、今も軌道跡やトンネルなどが残っているとあった。これは、2002年1月に真っ暗な中、愛宕山を目指して歩き始めてトンネルになって引き返した所に違いないと確信した。その後確かめることもなかったので、良い機会と、昼食を早目に済ませて、軌道跡をたどってみた。前方にトンネルが見えた所で、通行止めとなっていたので、左手の登山道に出て広場に戻る。長年の気がかりが解消して、スッキリした。
あとは清滝川沿いの遊歩道を下って落合橋に出る。ここからJR保津峡駅まで車道を歩くという予定だったが、勝手させてもらい、小倉山経由で嵐山に出ることにする。2007年11月に、後亀山天皇陵付近からと亀山公園から小倉山に2度チャレンジして、とうとう頂上に行くことができなかったので、今回北側から攻めてみることにした。急なヘアピンの車道を登る。所々で対岸の山上ヶ峰が大きく聳えているのが望まれる。六丁峠に着くと真上の高いところに嵐山高雄パークウェイの橋が架かっている。直進すれば鳥居本に出るが、右手の山道に入っていく。とくに案内はない。やや厳しいところもあるが、危険というほどではない。時々、真下に保津峡が眺められるのがいい。何度かパークウェイと接するので、そちらを歩きたくなるが、進入禁止と札が架かっている。
20分ほど歩くとやっと小倉山の領域に入り、広い参道のような道に変わる。そこには嵐山=小倉山=清滝のハイキングコースとの案内板があった。六丁峠からここまでは普通の意味でのハイキングコースとは言えないのではないかと思ったが、そのあとはまちがいなく気楽な道だった。小倉山頂上への取りつき点も分かりやすかった。頂上はなんの特色もない。直進する踏み跡がしっかりしていたが、今回は南側のピークを探ることはせず、素直に下りることにする。途中で山道への分岐を見過ごし、広い参道のような所を歩き続けたが、すぐに気が付いて戻る。そのあとは大変手入れの行き届いたハイキング道となり、時折比叡方面などが見通せるところもある。小倉山と亀山公園の中間あたりでとても素晴らしい展望地があった。ちょうど外国人の若者たちが京都の町を見下ろしていた。一緒になって、比叡山やその左手に続く沢山などの山並みをカメラに収める。亀山公園に下り着いたときに振り替えると下ってきた登山道の左手にしっかりした道があった。これが前回に入り込んだ道に違いない。小倉山の南のサブピークまで踏み跡が続いていて、この日歩いたしっかりとした登山道に一度も出ることなく、上までいったのだろう。保津峡を見下ろせる展望台に立ち寄った後、渡月橋を経て阪急の駅まで行く。
嵐山から小倉山、愛宕山 |
常寂光寺付近のモミジ |
清滝トンネルに向かう |
愛宕山登山口の清滝ケーブル駅跡 |
清滝川のほとり |
落合橋のモミジ |