2006. 2. 15 階上岳
前日の折爪岳に続いて、今回2度目の山行である。
同行: 単独
コースタイム
650 八戸駅、725-745 鳥屋部登山口の下に駐車、820-830 道路際にある休憩所、913-918 大開平、938-1000 階上岳(740)、1124 休憩所、1044-1105 駐車場、1142 八戸駅
いつもの朝は時間節約のため簡単にすませるが、今回はしっかり食べることにして、ホテルで朝食をとったあと、レンタカーを走らせる。分かりにくい道だが、最短距離の道を走り、無事登山口に着く。少し引き返したところにある広い駐車場に停める。いくら暖かいといっても、さすがに八戸である。その駐車場はスケートリンクのように凍っていた。
登山口から赤コース、緑コースがあるとなっていたが、どちらを歩いているのか釈然としなかった。少し歩くと車道と出会う。休憩所があり、トイレもある。太陽電池のパネルが沢山あったが、誰もこない冬は売電でもしているのだろうか。ワカンをつけていると土地の人が登ってきた。色々と標識が錯綜していたので、一応登山道を聞いておく。しばらく行くと下山してくる中高年夫婦に出会う。杉の植林を通り抜け、雑木林となる。シラカバも多く、シラカバの美しかった平庭岳を思い出す。
やがてアンテナのある広々とした所に出る。大開平というのであろうか。なかば雪に埋もれた鳥居があるので、その方向に頂上があるのだろうと足を進める。緩やかな斜面を登ると頂上に達する。早速周りを見回すが、久慈平岳が見えるだけで、それ以外はほとんど見えない。神社のある窪みに入って湯を沸かし、コーヒーを飲んでいると、なんと次から次へと人が登ってくる。毎日登山という雰囲気で、頂上に着いたと思うとすぐに引き返す人ばかりである。前日の折爪岳では一人として姿を見かけなかったのと大違いである。八戸という都会が控えているからであろうか。
階上岳頂上からの景色
下りは44分で駐車場に戻った。レンタカーを返し、ゆっくりと昼食をとってから、新幹線に乗った。この日は汽車からの展望はほとんどなかったが、沼宮内駅からの七時雨山、西岳がはっきりと分かった。そして西岳の左手に真っ白の山が見えた。方角から言うと櫛ヶ峰の可能性があるが、少し近すぎる気もする。宿題が増えたようである。