トップページへ      地域別索引へ      東北地方索引へ       年次別索引へ



2003. 4. 12  大畑山
 



赤崩山から一旦七ッ森湖の方へ戻り、林道をたどる。乗用車には結構きつい林道を無理矢理登っていくと、土木機材の放置してある広いところにでた。未だ道は続いていたがこの辺が限度かと見切りを付けて車を止め歩き始める。こちらは2万5千分の1に登山道もちゃんと書き込まれているので、軽く考えていたが、実際は道はほとんど廃道で、赤崩山より大変であった。

同行:単独

コースタイ

1100 駐車地点(250m)、1123 尾根にでる(370m)、1140 小沢を渡る、1155 小ピーク、1213 尾根、1225 小ピーク、1236-1255 大畑山(564)、1307 尾根からはずれる、1325 小沢、1355 駐車地点

目の前に515m峰が高く見えている。すぐに道はなくなってしまう。予定ではこの辺りから登山道があるはずであったがなにもない。とにかく一応は沢を渡って515mを目指すことにする。かなりの傾斜の尾根であったが、ここが素晴らしいイワウチワの群生地であったので感激する。10分ほど登る間、足の踏み場もないくらいぎっしりと咲いている。最も好きな高山植物の一つだ。それ以外にはショウジョウバカマ、キクサキイチゲ、イワイチョウ、セリバオウレンなどがポツポツ。





イワウチワ



尾根に出て少し山頂方向に進むとすぐにかなりの幅の登山道に出会う。やれやれと一安心するが、地図とは違い515m峰には向わずに巻いていくよう。それはそれで結構と15分も歩くと小さな沢を渡る。そこでまた道はなくなり、右手の大きな沢とその小さな沢の間の尾根を登ることにする。ほどなく515m峰から続く尾根に出る。雨が中降りになってきたので雨具を付ける。頂上かと勇んでたどり着いたピークのさらに向こうにより高いのがある。道はないものの歩きやすい尾根で間違える心配もなく、雨の中を気持ちよく歩く。三角点のある頂上に着く。少し西側により高く、展望のよい岩があるので、そちらに移動する。丁度雨も上がったので、船形方面の雪の斜面を見ながら昼食をとる。上の方は雲に覆われている。





大畑山山頂から船形山方面。



15時までに帰る必要があるのであるが、1時間半もかかってしまったのでゆっくりできない。少し風も出てきた。下山も大体要所要所に目印の枯れ枝を置いてきているので、ほとんど迷わなかったが、最後の尾根から下るところで、少しウロウロしてしまう。下りはじめるとイワウチワが出てきたので、多分間違いがないと安心。沢で顔を洗い、喉を潤してから、帰途につく。




トップページへ      地域別索引へ      東北地方索引へ       年次別索引へ