2002. 10. 12 大森山
女房殿の読書会の間を使って、釜房湖の東側にある北山(反射板がある)を目指す。いつも蔵王へ行く途中で見上げる山だ。
同行: 単独
コースタイム
0950 碁石の民家、1005 尾根、1044 登山道に出会う、1105-40 大森山(340㍍)、1153 登山道、1223 民家。
碁石の民家の庭を通らせてもらい、沢を少し登ってから、すぐに左手の急な傾斜を登る。15分で尾根のような所に出ると傾斜がゆるむ。背の高い笹が繁っているがそれほどの悪い薮でもない。35分ほどそのまま西へ西へと進み、少し下ると驚いたことに登山道にでる。そこからは太白山の杉林を歩くような感じでゆったりとする。すぐにコナラ、ヤマザクラ、イロハモミジ、ウリハダカエデ等々の雑木林となる。二、三の野草を見るとまもなく、目指していた反射板のある頂上に到着する。反射板があるだけあって、東西は見通しがよい。東は太白山、亀が森、大年寺山、八木山、長町、大八山、ゴルフ場と続く。西は釜房山、蔵王山、大東岳、泉が岳と続く。ゆっくりと食事をしていると、反射板の説明書があるのに気付く。大倉山(340㍍)とある。土地の人は別名で呼ぶのかなと思ったりしたが、それにしては340㍍というのがおかしい。持参の高度計もピッタリ340㍍である。注意して林の向こうの北側を望むとそれらしき峰が見える。北山(365㍍)とその北西のP350らしい。しまったと思ったが、かなり離れており、今から行ったのではとても約束の時間に戻れない。ゆっくりと地図を見直すと、予定のコースはたしかにこのピークを経由して北山に行く予定だった。下から見ていたときに反射板のあるところが北山と思いこんでいたのが第1の間違い、コースも西へ西へと歩いてきて北に一度も向っていなかったのに北山と思ってしまったのが第2の間違い、大倉山に登って林の奥の北側を丁寧に覗かなかったのが第3の間違いだった。こんな山でも簡単ではないということである。
下りは、例の登山道がどこからきているのかにも興味があったが、来た薮道を戻れるかどうかのほうにより興味があったので、同じ所から薮に潜り込む。最初は大体来た道をたどれたが、そのうち分からなくなる。距離も短く方角も間違いないので、どんどん急斜面を下りていく。沢に出ずにいきなり民家にでる。登り1:15、下り0:43だった。
館山から吾妻連峰 |
館山から霊山 |
大鳥城址より台山 |
仁王寺本堂 |
薬王寺から北側 |
月山から |