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2001. 07. 08  須金岳
 


先月、失敗した山に再挑戦。スタートは若干早い。


同行: 単独

  

コースタイ

0725 登山口駐車場、0803 4合目、0857-0914 1120m地点、0935-50 薮入口、1030-1120 須金山(1253)、1155-1210 薮入口、1304 間ノ岳(1192)、1418 仙北沢の林道、1439 鬼首道路、1500 岡台の国道、1650 上ノ台、1655 駐車場

今回は寒湯沢の登山道が見つかった。やはり道のあるところは歩きやすい。先日1時間35分かかった680mまでの登りがわずか25分。1合目、2合目と手入れもよく行き届いている。4合目あたりで栗駒がしっかりと見え始める。ブナの実の砂利道を登って行くと、やがて右手に大崩落壁が見え、頂上一帯もなんとか望めるようになる。南方向には大柴山、小柴山、そして禿岳が顔を出す。ギンリョウソウが思いもかけずに現れる。ニッコウキスゲの咲く1120m地点で一息入れて、栗駒から山猫森、竹ノ子森への眺めを楽しむ。頂上付近まで登ると道が緩やかになる。頂上への道がないことは知っていたので、どのあたりで道をはずれないといけないかなと考えているうちにどんどん南西方向に回り込みはじめたので、少し戻って適当な地点で薮に入る決心をする。少し暑いので閉口しそうであるが、木の上にハンカチなどをくくりつけて万全を期す。少し下って小さな枯れ沢を越える地点でもう一度目印を残す。あとは北に向って登る。低木林に覆われたほぼ頂上めいた地点に出て、低い木に登って周りの写真を撮る。荒雄岳、花淵山、大柴山、禿岳、虎毛山と以前に歩いた山々が見事に並んでいる。とくに虎毛山は近く、頂上小屋もはっきりと見える。もう少し北の所の方がもう少し高いかなという気もしたが、ほぼ標高は同じなのに、往復2-30分も薮を漕ぐ気がしなくなり、少し木の陰を求めてひっくり返る。時間もたっぷりあるので気持ちよく休む。

引き返す途中の沢では多少上流側に出たがすぐに目印が見つかり、そのあともほぼピッタリとハンカチの所の登山道に戻れたので気分良い(ハンカチは全く役に立たなかったが)。少し休みながら、戻るか縦走するかを迷う。2万5千の杉森沢を下りればそれほど遠くはないかと思い、西へ進む。しばらくして左手がすっぱりと削られた眺めのよいところに出て気をよくする。しかし、そこでこの日はじめて出会った人から2万5千の道は全く間違いと教えて貰う。これが、先月歩いた所が全くわからなかった理由の一つらしい(それ以外にも間違いがあったように思うが)。キスゲの咲く1213m地点に須金岳(1253m)という堂々たる間違い標識があり驚く。その登山者が言っていたように杉森沢への道は見当たらず、仙北沢に下りてしまう。林道を延々と歩き、鬼首道路に出る。すぐ道をはずれて道のないところを下って岡台の自動車道に出る。ヒッチハイクできる車も通らず、自販機でジュースを買って飲んだ以外は、延々たる車道歩き。上ノ台で寒湯沢の道へ入ろうとしたときに、やっと釣り人の車に拾って貰い、5分で駐車場まで乗せてもらえたので本当に助かった。変化に富んだ山行だった。




荒雄岳

 


虎毛山





岩出山大橋から





久田から胡桃ケ岳と花淵山

  




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