2000. 12. 30 泣面山
前日中にガラス磨き、年賀状ほか、気になる年末の仕事を済ませ、今朝は庭の掃除に時間をかける。遅くなったが、快晴なので泣面山に出かける。笹谷街道をはさんで、先々週に登った立石山のちょうど反対側にある山である。
同行:単独
コースタイム
1100 民家、1123 送電線下、1137 主尾根、1237-1324 泣面山(751)、1407 コル、1434 民家
民家の庭に車を置かせてもらい、林道を登る。送電線の所から蔵王方面の展望が開ける。ここからは、年末というのにTシャツ一枚になり支尾根に取り付く。雪に埋もれているもののどうも道があるようで、藪山を期待してきたのに、やや拍子抜けの感じで主尾根に出る。先日登った立石山、シシナゴが間近に見える。そこからは道はなくなるが適度の雪があり、何の苦労もなく歩ける。やがて北側の山々が見えるようになる。2ヶ月前に登った桐の目山の端正な三角錐が目をひく。頂上の近くの登りは意外に急で、少し手間取ってしまう。
鉄塔の所から。左から立石山、後烏帽子岳、川音山(1040.8)、 六方山(1024.8)、熊野岳、南雁戸岳、北雁戸岳 |
明るい雰囲気の林 |
桐の目山、三森山が間近に
頂上が近づく
二等三角点のある頂上からは大東、面白、船形は見えるが大東の左が見えないのでもう少し西に進んでみる。木に登らないといけないかなと思っていたら、なんと林道がそこまで延びており、そこからはハマグリから泉まで遮るもの何もない大パノラマが広がる。桐ノ目山、オボコンベ、三森山などもすぐそこに見える。汗で濡れた肌着をぬぎ、乾いたYシャツとセーターに着がえて、久しぶりにゆっくりと昼食をとる。低山とはいえ、年末の雪山でこれほどのんびりした時間がもてるとは思いもしなかった。
頂上少し西側から。ハマグリ、トンガリ、山形神室、仙台神室、相の峰、糸岳
糸岳、小東岳、南面白山南峰、三方倉山、大東岳、面白山
高倉山、寒風山、楠峰(桐の目山)、船形山、三峰山、鷹の巣山、北泉ヶ岳、泉ヶ岳
三峰山、鷹の巣山、北泉ヶ岳、泉ヶ岳、高倉山、三森山
頂上の下からみたシシナゴと立石山
下りは林道を通るとどこに出るか分らないので、来た道を引き返す。送電線の所で来た道へ下りずにもう少し尾根通しに進んでみる。ちょっとしたピークを越えてから下りるつもりだったが、それも面倒になり、コルから右手へと下る。タラの木がずらりと並んでいたが栽培しているらしい。あっという間に林道に出た。ウサギの足跡だけで、人が歩いた気配は全くなかった。
10月末から桐の目山、オボコンベ、御幸山、川桁山、足立山、立石山と続いた登山道のないヤブ山も、これで終わりとなった。