2000. 6. 25 杉ヶ峰・芝草平
蔵王の家に行っていたが、折角の花のシーズンなのに、女房殿は一週間の疲れがでて歩く気になれないという。仕方なく一人で芝草平を目指す。
同行:女房殿
コースタイム
935 NV、1007 駐車場、1052 杉ヶ峰、1100-1113 芝草平上部、1145-1210 芝草平下部の行止り、1228 縦走路、1241 杉ヶ峰、1318 駐車場 (中断) 1515 山形蔵王駐車場、1540 御田の神、1610 駐車場
刈田峠までの道には、ヤマボウシ、タニウツギ、ホウ、ナナカマド、ハクサンチドリ、イワカガミ。あまり天気はよくないが、歩くうちに明るくなってくる。マイヅルソウ、スミレ、ツマトリソウ、ズダヤクシュ、ムラサキヤシオ、ゴゼンタチバナ、チングルマ、ヒナザクラ、サラサドウダン、ミヤマハンショウヅル、コケモモなどがあったが、ノイバラのような花、ツマトリソウに似ていてイチゲのような小さな葉、イソツツジのさらに小さな白い花などの名前が分からない。芝草平ではチングルマ、イワイチョウ、イワカガミが一面に咲いているが、それほどの感激はない。大勢の団体がやってきたので、屏風にでもと歩き続ける。少し雪が残っており、ショウジョウバカマ、ミネザクラなど。芝草平の南側入り口でワタスゲが見えたので入り込む。ここをとことんまで歩いたことがないなと思い、屏風へ行くのはやめて、こちらを少し探検することにする。奥に入っていくとこれまで知らなかった風景が広がり、全面にチングルマが咲き乱れ、さらにミネズオウがかなり多い。人が誰もいないのが信じられないくらいすばらしい景観である。どんどんと行くと、地図にはしっかりと横川への道が書いてあるのに、道が全く分らなくなってしまう。ヒナザクラのそばで、カロリーメイトの一かけらとオレンジを食べ、昼食代わりにする。帰り道でかなり背が高くなったチングルマを見つけ、草花ではなくて潅木であることを実感する。車に戻って峠から下り始めると急にガスの中に入る。家まで帰り、風呂とビールと昼食を済ませる。
チングルマの群落 |
残雪とお花畑 |
芝草平の池塘群
しばらくして、御田の神にでも行かないかと女房殿を誘うと、今度は乗ってきたので、もう一度エコーラインを上る。やはり濃霧の中を登っていくが、県境を越えるとまた急に晴れ上がる。山形側駐車場では本当の快晴。御田の神の方にゆっくりと降りていく。花は大体同じようなもので、ハクサンチドリ、イワカガミ、マイヅルソウ、ツマトリソウ、チングルマ、ヒナザクラ、ワタスゲ、ムラサキヤシオなど。女房殿もこの程度の歩きなら文句なしで満足している。