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2022. 09. 30  黒越谷・なかみ山・水小屋・CW・高座滝



久しぶりに黒越谷を詰めて、コルに乗りあげ、水小屋へ下り、CWに行き、前から気になっている地形図の破線部分を探って荒地山第二堰堤を左岸から越えるというのがこの日の目的。

 

同行単独

コースタイム

0813 芦屋ゲート、0829 黒越谷へ、0900-05 L字路を直進、0948 荒地山すぐ西で稜線に、0950 荒地山、1000 左折して水小屋方面へ、1005 好展望の岩で引き返す、1020 ナカミ山、1040-50 宝寿水、1102-40 水小屋、1209-23 旧C-4ポイント、1227-50 CWから荒地山第二堰堤への道を探る、1255-1305 T-4、1312-19 T-2(CWへの道を探る)、1338 T-1のダム、1343 高座滝、1413 阪急芦屋川駅

K越谷に入って、22.07.13の下り口、22.08.14の下り口をしっかりと確認したのちL字路のような所に出る。朽ち果てた白いポールが立っていた。右へ行く道はしっかりしており、A-8に向かうものに間違いないが直進して谷を詰めるのが今回の目的。しばらく南に向かって歩いてみたが、道ははっきりしない。前回に登った時はもう少しましだったように記憶している。案の定東側の支沢に入り込んでいた。藪を漕いで本沢らしきところに戻り南を目指す。すぐに沢の右岸に割とはっきりした踏み跡が見つかり、黄色のテープまである。予想もしなかったことだが、歩きやすいのは悪いことではないとどんどん登って行く。GPSを見るとどんどん東に向かっており、荒地山新道に出かねない。このまま行ってみるのもよかったのだが、南に軌道修正してコルに近い所に出ようと試みる。完全な藪になる。L字路から40分ほどで荒地山とナカミ山の稜線に出る。すぐ東側が荒地山頂上という地点だった。




黒越谷第2堰堤




黒越谷の小さな広場




荒地山の稜線に向かって藪をこぐ




荒地山頂上


引き返して黒越谷源流のコルを少し行き過ぎた所で左手に見える踏み跡を下って水小屋を目指す。そのうち大きな岩がいくつもある展望のよい場所に出た。ここを通り過ぎて水小屋に行くはずだが、岩の端まで行って道を探す気になれなかった。以前ならどうということなかったが、加齢のためバランスが悪くなっているので、傾いた岩を下りて行くのを控える。主稜線に戻り、ナカミ山に行く。前にあった手書きの標識はなくなっており、稜線からすこし北に入った所に小さいがしっかりとしたプレートが架かっていた。そこからさらに北の方に踏み跡があったので、新しいルートができたのかもしれない。それはまた別の機会に探ることにし、平ボテ岩の展望台に直行する。ここも木の枝が延びていて、ゴルフ場が見えなくなっていた。辛うじてガーデンテラスから西お多福山への稜線が見えるだけだ。予定外だったが、7月以来3度目の宝寿水に行くことになった。宝寿水には珍しく人がいない。少し休んでウグイス広場から水小屋へ行っておく。




水小屋への途中にある岩場




初めて見るナカミ山の山頂標識




宝寿水




水小屋


水小屋で昼食をとった後、ウグイス広場から南側に下りて進入禁止の標識のある三差路に出る予定だったが、水小屋から広場に出る手前で左にしっかり踏み跡があったので、初めての道かと入って行く。歩いて行くうちに、前に進入禁止三差路からウグイス広場に行くつもりが水小屋の近くに出てしまったときの道(20. 04. 23)だと思い出す。三差路から奥高座滝の落ち口の旧C-4ポイントまで行って一息入れ、CWからの難路に備える。

CWまで来ると、久しぶりに天辺近くを登っている途中のクライマーがおられた。普段はそこを右に下りて行くが、今回は直進し、地形図の破線が生きているかどうかを調べる。歩くことのできる踏み跡を辿ると岩の裾に沿うようになる。GPSでチェックすると、地形図の破線からは遠ざかりつつある。少し下に下りて破線の上に乗るが、もう手が付けられないような藪となる。時間はたっぷりあるし、距離的にはほんの100b、YAMAPも使えるので、以前なら突入したかもしれない。しかし、その元気はなく、20分ちょっとの冒険を終わりにしてCWに引き返す。先ほどのクライマーが懸垂下降を始めた所だった。沢に下りT-4ポイントでもう一度休憩。荒地山第二堰堤の下のT-2ポイントまで下りて、執念深く堰堤の右側の道を探ってみる。堰堤そばの急坂を登ることはそれほど難しそうではなかったが、登ってみてもその先はCWまで行けないことは確実なので、登らないで高座谷を下る。高座滝では人の影を見かけなかった。数十回は通り過ぎているが、人がいなかったのははじめて。。荒地山、宝寿水、ウグイス広場、荒地山第二堰堤、高座滝、山芦屋町までの散策路といった人気ポイントのすべてでこの日は誰にも会わなかった。週日とは言え、暑さも落ちついた好天の日だったのでキツネにつままれたようだった。





キャッスルウォールの岩場




キャッスルウォールの東側の藪




荒地山第二堰堤の右手を探る




珍しく人影の見えない高座滝





荒地山周辺マップ (Ver. 6)



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