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2018. 10. 03 五月山



当初、大野山へ行く予定だったが、宝塚駅で乗り換えを間違え、一日2本という日生中央からのバスに乗ることが不可能になった。急遽いくつかの案を検討し、五月山に行くことにした。池田駅で降り、案内所で聞くと、台風による被害が大きく、五月山のハイキングコースはすべて立ち入り禁止とか。泣き面に蜂とはこのこと。行けるところまで行こうということになり、まずは1時間あまり池田の町歩きを楽しむ。


同行: YH7人

コースタイム

0855 池田駅、1004 大文字・望海亭コース分岐、1026-32 望海亭跡、1043-53 五月台、1105 ひょうたん島コース分岐、1120 つり橋、1131 霊園前広場、1147-1240 千代山(日の丸展望台;315b)、1255 市民の森展望台、1300 大文字点火場所、1303 炭焼きコースへ、1321 すがたに広場、1338-1400 緑のセンター、1415-25 池田城址、1440 池田駅

五月山公園の入り口までくると、池田駅で告知されていたように、入山禁止の立て札があった。駅の観光案内所の人も、途中で電話してみた五月山動物園の人も、絶対入れませんという口調ではなかったので、おそらく行って行けないことはないのではと想像していた。ちょうど公園の手入れをしている管理人がいたので様子を聞いてみる。予想通り、無理しなければ大丈夫という返答だった。望海亭コースから登っていく。これは前回歩いた時に下山コースに使った道だ。望海亭跡で一休みしたあと、ドライブウェイに出て、五月台の展望台に着く。前回はすぐそばを歩いていたのに、このような素晴らしい眺めが見られると知らず、立寄らなかった。ここからは、六甲山、中山が木の間から何とか見えただけだが、そのあと、大峰山、四等三角点のある299.3b峰(点名太平)が大きく、岩根山(342.2b)、遠方に三つのピークからなる大船山、今日行くはずだった大野山、瀧王山、三草山、剣尾山、鉢伏山をはじめとする箕面の山が、川西市の街並みのうしろに並んでいた。

そのあと、ドライブウェイに沿った「自然とのふれあいコース」を歩く。途中、何本かの大木が倒れており、とくに「吊り橋」には完全に上から覆い被さってしまっていた。五月山霊園下の広場に着き、そのまま霊園の中の急坂を登っていく。日の丸展望台の上まで登って展望を楽しんでから、下の広場で昼食をとる。管理事務所の人に聞いて三角点の場所を教えてもらい、行っておく。三等三角点で点名は木部、ややみすぼらしい姿をしていた。ここの山名は五月山と呼ばれることが多いが、正式には千代山というらしい。

食後は、市民の森、大文字の点火場所で再び少し違った展望を楽しむ。市民の森からは生駒山も見えたが、普段見ている角度と違い、大阪の中心部よりかなり左手に位置していた。中心部の先は、霞んだ二上山、葛城山、金剛山で、ハルカスはその右。目の前に大阪空港が見え、グルっと右に目を向けると六甲山系がどっしりとしていた。これもいつもの角度と違い、横から見ているので、幅広の山脈ではなく、ひとつの塊として見えていたのが愉快だった。大文字から五月平高原コースを少し下ってから炭焼き小屋コースへと進む。すがたに広場で一服したのち、沢を渡って杉ヶ谷コースに移り、緑のセンターに着く。前回、杉ヶ谷コースから登り始め、途中で炭焼き小屋コースに移ろうとしたが、踏み跡が見つからず、そのまま谷コースを登った。緑のセンターではとくに緑を見ず、コーヒー休憩をしただけに終わった。その後、池田城址を再訪し、商店街で買い物をして池田駅に戻る。




望海亭への登り


 


倒木に押しつぶされた吊り橋


 


ハギの花


 


大文字焼きの点火台から生駒・葛城・金剛


 


炭焼き小屋コースを下る


 


池田城址跡から五月山


 


五月台展望台から六甲(木の陰)、中山、大峰山、点名太平(299.3b)、岩根山(342.2b)。
遠くに大船山、大野山、瀧王山、三草山、剣尾山



 


日の丸展望台から生駒、大阪市内、大阪空港方面


 


市民の森展望台から二上山、葛城山、金剛山、ハルカス、大阪空港、六甲山





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