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1991. 09. 20 - 21  Ben Ledi 


Newcastle upon Tyneでの会議が終わり、翌朝レンタカーで、KさんとMさんと北に向けて出発。Bamburgh CastleやHoly Islandの古い城などを見物した後、Westfieldの工場見学をする。夕刻暗くなって辞したのち、M氏と別れ、K氏とPerthに泊まる。少し散歩した後、感じの良いTay川のそばの小さなレストランで夕食。地元の川魚が美味であった

同行: 単独

  http://www.incallander.co.uk/walks/benledi.htm


1991. 09. 20 Scotlandの湖沼めぐり

K氏とわかれてScottlandへ向う。途中で、ヒッチハイクする車を待っていた老人を乗せる。誰かの車が来るまで待って、勤務先のホテルに向かうといういるのんきな勤め。Loch Earn、Loch LubnaigをへてCallanderの町で宿泊の予約をする。そのあと、Loch Venachar、Loch Katrine、Loch Lomondと湖水めぐりをしたのち、まったくの田舎道をたどってLoch Voilの湖畔のすばらしいStronvar Country House Hotelに泊まる。昔の貴族の別荘で5部屋くらいしかない。その夜の客は1人だけ。到着しても、受付のようなものはなく、すばらしい調度品の飾られた2階に上がると執事のような人が音もなく現れて案内してくれる。広い居間にはバーがあり、どうぞ御自由にとのこと。ビールをあけてビンを机に置くとその音が耳に残るほどの静けさ。夕食は雲の行き交う暗くなりつつあるスコットランドの山を眺めながら、その執事さんにかしずかれ、ゆったりとワインを飲みながら料理を楽しむ。全く貴族になったような気分だった。

1991. 09. 21 Ben Ledi (879b)

0815 駐車場、0915 Ben Lediの9合目、1010 駐車場。

この辺りで手頃な山として、Ben Lediを選ぶ。Loch Lubnaigの南端を川を越えてところで駐車して登り始める。十分の装備を持っておらず、ズック靴に折りたたみ傘といったいでたち。林の道を通り抜けると牧場地帯で羊が沢山いる。岩場を巻いて左左と登るにつれ、天候が晴れたり曇ったりと忙しい。急に右へ折れる地点で、南西方向にすばらしくおだやかな眺望が雲間に開ける。稜線づたいに登っていくと急に天候が悪化し、冷たい雨に打たれるようになる。しばらく我慢したが、そのうち足がしびれるようになり、命の危険さえ感じたので引き返す。たかが879bの山でこのような目に遭うとは驚きであった。 ガイドブックに、かなりの警告がでていたのを、身に染みて理解した。下りはじめて牧場のあたりに来るともう晴れ間さえ見える。しかし、スコットランドらしい山を味わったという満足感で一杯だ。途中で出会った人が、「上まで行ったか」と聞いていたが、上まで行けない場合も多いということなのだろう。



Loch Lubnaigを見下ろす


下ってくると晴れはじめた


早めに降りたので、Edinburgh城に立ち寄る。Edinburghの町をでるとき少し迷ったが、A68、A696を通ってNewcastleに戻る。途中でMelroseの近くのAbbotsfordにあるWalter Scottの館を見物。車を返して、16時すぎのInter Cityに飛び乗る。乗り込んで座ったがInnverness行きとわかり、慌てて飛び降りる。Londonに帰りついたのが20時頃で、Russell SquareのHotel に泊まる。



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