1961. 04. 29 - 30 蓼科山
寮の仲間10人で、前年の八ヶ岳に続いて本格的登山。
同行: 10人
前夜泊まった白樺湖では雨だったが、当日はからりと晴れわたり、絶好の登山日和となる。白樺湖から八子ヶ峰(1834b)までは、明るい草原を360゜の展望を楽しみながら歩く。まず中央アルプスが見え始め、続いてある隆起に立つと、稜線に雪を残す八ヶ岳と南アルプスの仙丈、駒が目の前に一大パノラマとなって現われる。昨年登った八ヶ岳の峰々を指さしながら、その時を思い出す。南アは行ったことがないので、それはそれで情熱を呼ぶことになる。蓼科山(2530b)の登りは木々の間に見えるこれらの山々に元気づけられ、時には残雪を踏み、時にはガレ場を登って、頂上へたどり着く。非常に広い山頂であるが、八ヶ岳と南アルプスの見える残雪の上に陣取って昼食をとる。蓼科湖に下りる。帰りのバスの中から八ヶ岳の上にかかった満月が見えた。
白樺湖から見た蓼科山 |
白樺湖を見下ろす |
蓼科山を目指して |
休憩 |
雪の多い八ヶ岳 |
蓼科山の山頂 |