1960. 12. 04 鳥首峠
夏に武甲山に登り、奥武蔵の雰囲気が気に入ったので、再訪。
同行: T君
コースタイム
1010 名栗BS、1100 名郷、1115 妻坂峠との分岐、1230-1330 鳥首峠、1350 冠岩部落、1515 ヒッチハイク、1530 秩父鉄道浦山口
季節はずれのため一人のハイカーにも会わない静かな山だった。都心からわずか2時間の所に、このように落ち着いた雰囲気の田舎があることが不思議なくらいである。峠で枯木を集めて湯を沸かしていると、ミゾレが降ってきた。9月に槍ヶ岳で雪にあったときは別になにも感じなかったが、このような低山で雪に会うとやはり冬だなという感慨がある。沸いた湯でしるこを作り、すすっていると、木こりが3人通り過ぎていった。冬支度に忙しいのであろう。1時間ほどいて、下っていくと次第に冷たい雨に変わっていったが、不快ではなく、むしろ心地よい気分にさえなった。
鳥首峠で