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2025. 10. 08  観音寺川西尾根、上野道



六甲山系で未踏ルートである青谷川と観音寺川に挟まれた二つの尾根と、摩耶ケーブルの虹駅と上野道をつなぐ三角形の二辺を歩く計画を立てた。

 

同行単独

コースタイム

1040 青谷BS、1054 観音寺川西尾根取付き、1112 尾根に出る、1218 道を外したのち登山道に出る、1220-50 270b地点で昼食、1336-41 神戸港線#16、1354 上筒井線#6、1401 もう一つの破線路の尾根分岐、1423-37 休憩、1456 上野道へ、1507-10 虹駅、1518 上野道へ、1532 ベンチのある展望台、1549 立体四差路の展望台、1606 摩耶ケーブル下BS、1615 五毛天神BS

できるだけ歩く時間を短くするため、青谷BSまでバスに乗る。馬頭観音が祀られている妙光院の前を過ぎると思いがけずに下界の展望が広がっている所に出た。御影タワーレジデンス、ウェルブ六甲道のツィンタワー、神戸製鋼所、春日野道のサンシティタワーやポートアイランドが見渡せた。そこからすぐに、どなたかの記録に書かれていた今回の尾根に取付くポイントが目に入った。かなり厄介そうだがなんとか上の尾根に出られそうだと登り始める。かなり危なかったが、転落しても下の道は青谷道なので誰かの目には入るだろうと、開かない足を伸ばしてなんとか両足で立てる所まで上がった。10分近くも費やした。そのあともそれほど楽になるということがなかったが、地形図の破線路に合流すると歩く苦労が激減し、気分も爽快になる。最初から破線路を歩く手もあったのかなと、チェック不足を反省。涼し気な木陰があったので昼食とする。取付きから標高差120bほど登っただけなのに1時間半もかかってしまった。



青谷のすぐ上からの展望




西尾根への取付き妙




尾根に出た




破線路と合流すると道が出てきた


昼食後、神戸港線の鉄塔までの標高差150bを登るのにかかった時間は45分なので、かなり楽になったということだろう。上筒井線の鉄塔を過ぎ、しばらくすると観音寺川へと下る尾根との分岐に着いた。虹駅に立ち寄ったあと、できればこの尾根を下山路に使おうと思っていたので覗き込んだが、しっかりした踏み跡があるようだった。しかし、これまでの消費時間を考えると、ここへ戻って来て多くの人に歩かれていないだろう未知のルートに挑戦するのは難しいそうと諦める。正面に見える岩の先に虹駅への道があるのは間違いなかったが、左手にも巻き道があるのでそちらに進む。これは失敗だったようで、尾根に登るのに少し苦労した。上野道まで少しのところで、緑に囲まれた気分のよい場所があり、座るのに適した倒木があったので、疲れていたのではないが、風を楽しみながらの小休止とする。小ピークを越えるとすぐに上野道だが、ちゃんとした道を見過ごしたらしく、道なきところを下って行くことになった。すぐ下に道が見えた所で小さな崖を飛び降りるようなことになった。



神戸港線#16




上筒井線#6




右方向が観音寺川への尾根道



上野道と虹駅への道の分岐から



すぐに展望台がある上野道と虹駅への分岐点となる。ここから虹駅への道は未踏かと思っていたが、確かに見覚えのない道だった。摩耶山に行くロープウェイ駅に着く。その奥から立入禁止の摩耶観光ホテル跡に行った人がいるので、少し探ってみた。入ることができそうだったが、少し大変だろう。廃墟の先の破線路が未踏なので、行ってみたいと思っている。今回は、虹駅から下って上野道までの道が未知なので、そこまで歩き、引き返してケーブルに乗る安直な考えでいたが、かなり下ってしまうので、登り返してケーブルを待つのも面倒になり、そのまま上野道を摩耶ケーブル下駅まで歩く。駅前のバス停での待ち時間がかなりあったので、五毛天神BSまで歩く。すぐに阪急六甲行のバスが来たので正解だった。



虹駅の近くからも少し展望




虹駅から下って上野道と合流




320b付近のベンチのある展望台




五鬼城展望公園の中のベスト展望台




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