2025. 06. 24 五鬼城展望公園
全山縦走マップで五鬼城展望公園のほんのわずかな所が未踏ルートとして残っていた。熱中症の危険を冒して一日中のハイキングをするのが憚れたので、昼食後の短い時間で歩いてみた。午後はずっと降水確率が1oの予報。半日にもならないので、雨具の代わりに傘、ザックの代わりにショルダーバッグ、登山靴の代わりにスニーカーで気楽に行ったが、思いのほかきつい道が続き、雨に降られなかったのはラッキーだった。
同行: 単独
コースタイム:
1335 摩耶ケーブル下駅BS(坂バス)、1340 神戸高校裏門、1344 摩耶菩提所入口、1352 堰堤、1353 摩耶山への難路分岐、1357 テーブルとベンチの小休憩所、1406-10 五鬼城(ごきしろ)展望台、1418-21 上の展望台、1431 神戸高校のグランドが見下ろせるベンチ、1436-39 十字路、1447 市街地、1452-52 摩耶ケーブル下駅BS(神戸市バス)
初めは上野道で展望台まで上がり、神戸高校の方へ下ることにしていたが、逆コースにした方が紛れがなさそうなので変更する。左手に神戸高校を見ながら細い道を登ると、摩耶菩提所という看板のある小広場に出る。階段が見えたのでそこから山道に入って行く。深い緑に包まれた観音寺川に沿って登って行く。少し急な道もあるので、手頃な木の枝を調達し杖代わりとする。これは最後まで役に立った。T字路に標識が立っており、左に進んでも摩耶山に行くらしいが難路とある。
![]() 摩耶菩提所は右へ、正面が神戸高校 |
![]() 神戸高校の横を登る |
![]() 摩耶菩提所の一部。左手の階段を登る |
![]() 観音寺川の堰堤 |
![]() 堰堤上の緑 |
![]() 道はしっかりしている |
右に進み、小さなテーブルとベンチのある休憩所に着く。そこを過ぎると十字路になっており、右手に進むと体操用の鉄棒があり東屋もあるちょっと変わった風景。すぐに前方に橋が架かっておりその下を潜るとすぐに人気の展望台となる。霞んではいたが、それなりの展望。阪神御影の御影タワーレジデンス、JR六甲道のウエルブ六甲道がよい目印になる。神戸製鋼の右奥のビル群は六甲アイランド。それとポートアイランドの中間に摩耶埠頭。
![]() 小広場の休憩所 |
![]() 四ツ辻で展望台方向へ |
![]() 場違いの鉄棒 |
![]() 上野道の陸橋 |
![]() 展望台から六甲アイランド、ポートアイランド |
![]() 陸橋のすぐそばの分岐 |
数十bの標高差を一気に階段で登って行くと、別の展望台に出た。地形図の三角形の右辺を歩いて頂点に着いたのだ。阪神御影のタワー、JR六甲道のツィンタワーなど、先ほどの展望と似たようなものだったが、左手の打越山一帯の山並み、その手前の神戸大学や渦森団地の街並みが新しく見えていた。三角形の左辺を下って行く。やはり階段が続く。よく手入れがされており、新しい階段やベンチなどが次々と出てくる。心配していた雨に降られなかったのはよかった。急な階段で木の杖をつきながら、傘をさして下りるのは大変だったに違いない。十字路に戻り、上野道で下山する。この日はできるだけ歩かないと決めており、摩耶ケーブル下駅BSからバスで下山することにしていた。目の前をバスが通り過ぎて行ったので、小走りに追いかけ、バス停で止まっていた六甲道駅行の神戸市バスにすべり込んだ。灘駅で途中下車してJRに乗る。わずか1時間20分ほどのウォーキングだったが、全く知らなかったコースを何ヶ所も歩き、深い緑の道を歩く大変充実した時間だった。
![]() 上の展望台 |
![]() 神戸大学や打越山が視界に |
![]() 右手に堰堤を見て上野道へ |
![]() 下山口が見えた |