2025. 06. 09 甲山森林公園
この週は、ほとんど晴れる日がないので、唯一午前中は大丈夫かというこの日に出かける。当初、長峰山南尾根を下ることを考えていたが、やや怪しげな部分もあり、雨の山稜を下るのも憚れたので、甲山森林公園周辺の未知のルートを選んでの軽ウォーキングに出かけた。
同行: 単独
コースタイム:
0855 甲山墓園前BS、0858-0910 四等三角点(226.9b 点名甲陽園)、0930 甲山墓園正門、0933-42 甲寿園、北山学園、仁明会病院など、0947-50 甲山自然観察池、0955 北山貯水池BS、0959 甲山山頂分岐、1020 仁川への道、1022 神呪第二堰堤、1025 仁川河原、1037 別の道から仁川に下りる、1044 キャンプ場入口、1049 甲山湿原観察園、1054 甲山自然の家入口、1102-20 甲山森林公園北入口、1126 北休憩所、1141 引き返し地点、1154-1218 展望台、1223 P177b、1251 東入口近くの四ツ辻、1257 大阪城採石場の三角岩、1306 みくるま池、1310-11 甲山森林公園BS
甲山墓園前BSと北山貯水池BS間を歩いていないので、まず墓園前で下車し、入ったことのない墓園の北側部分に進む。右手のアガペ病院を見ながら正面の階段を登って行くと、最高地点から正面に大きく展望が開けたのは予想外だった。北西の船坂峠近くのピークから、太平山のパラボラを経て、少し手前の樫ヶ峰、そして譲葉山から岩倉山の山並みがしっかりと並んでいた。山頂には、点名甲陽園の四等三角点が地面に埋め込まれている状態で収まっていた。太平山の手前の旧六甲保養荘、岩倉山の手前の西宮CCのクラブハウスが同定の参考になる。少し北側に下り、反時計方向に半周して正門に戻る。アガペ甲山病院はスキップして、北山学園、甲寿園、にしのみや苑、仁明会病院などを巡ったあと北山貯水池に出る。甲山自然観察池もバスからしか見たことがないので、一周する。こじんまりしているが東屋などもあり、よい雰囲気だ。一旦、北山貯水池BSまで歩いてから引き返す。
![]() 甲山墓園正門 |
![]() 墓園からアガペ病院 |
![]() 四等三角点から大平山、樫ヶ峰、譲羽山など |
![]() 北山貯水池 |
![]() 甲山自然観察池 |
![]() 北山貯水池BSから自然観察池へ戻る |
観察池のところから山道に入る。すぐにある甲山頂上への道を見送り、仁川の方に向かう。この日の目的の一つが、仁川左岸にあるロックヒルという巨岩群なので、途中で仁川を渡り左岸に出ることを考えていた。橋があるかと思い藪道を分け入ると、橋ではなく神呪第二堰堤だった。川岸まで下りて見たが、濡れずに渡れそうになく、渡っても踏み跡があるとも思えなかったので引き返す。しばらく右岸の高巻き道を行くと、はるか下の川原で、白シャツ、黒パンツの若い女性が踊っている姿が目に入った。川の妖精といった雰囲気。さらに進むと、川に下りる踏み跡が目に入ったので、川原まで出てみた。例の妖精が少し上流で、相変わらず踊っているように見えたが、どうも自撮りを楽しんでいるようだった。「こんにちは」と声をかけたが、沢の音で聞こえなかったようで、振り向かなかった。元の道に戻り、キャンプ場、湿原観察園などを過ぎて車道に出た所が、甲山森林公園の北入口。
![]() 山道に入ってすぐの甲山山頂への分岐 |
![]() 神呪第二堰堤 |
![]() 仁川の川原 |
![]() 仁川の妖精 |
![]() キャンプ場入口 |
![]() 五ヶ池ピクニックロードを越えて公園へ |
北入口から入った所の広場で少し休んでから展望台の方へ進む。展望台のすぐ手前にある北休憩所から仁川渓谷に下りる道があるので、まずはそちらを探索してみる。仁川の街並みや阪神競馬場が見え、送電線が前方に延びている。仁川連絡線だろう。「仁川渓谷スリル満点の岩めぐり」という記事には、渓谷の途中からのエスケープルートとして紹介されており、5分で北休憩所に着くとあった。しかし、鈍足とはいえ15分過ぎても谷は遠そうで、道も難しくなったので、無理する必要はないと引き返す。展望広場の中の展望台に上って昼食休憩とする。下の広場には何人かが入れ替わり来ておられたが、上まで上ってくる人はなかった。阪神競馬場の左手の山は川西の石切山のあたりの山並みか。正面には仁川、関学などが目につくが、透明度は低く、いささか冴えない感じ。食事が終わったあたりで、予報通りの小雨が降り始めた。
![]() 北入口を入った所の広場 |
![]() 北休憩所 |
![]() 北休憩所から右に軽登山道。直進すると仁川へ |
![]() 仁川への下りから街並みを |
![]() 先が長そうなので引き返す |
![]() 展望台 |
展望台の裏の最高地点まで行くが、なんの標識もない。三角点はないものの、地形図にはちゃんと177bと標高が出ているのに。反対側から下り、もう一度北休憩所に向かう。そこから始まる軽登山道と称する急階段を下りて行く。そのまま、軽登山道をたどり、東入口の西側にある四辻に出る。橋を渡り、少し軽登山道を進むと、大阪城採石場の三角岩への分岐となる。前回、女房殿とここを歩いたときに通り過ぎたので、今回は下りて行く。まもなく大きなギザギザの切れ込みのある三角岩と対面する。まあかなりの見ものではある。四辻に引き返し、みくるま池に向かう。雨も小降りになっており、甲山を背景にした池の景観はよかった。向こう岸にアヤメが沢山咲いていた。そこから南入口はすぐで、バス停に着くとちょうど1時間に1本のバスがやってきた。
![]() 階段を登ってP177bに着く |
![]() 県民の森 |
![]() 軽登山道から甲山 |
![]() 東入口の近くの四ツ辻 |
![]() 大阪城採石場の三角岩 |
![]() みくるま池と甲山 |