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2025. 02. 25  栂尾山、天井川左俣



前の週に引き続き、丹上川流域を歩く。未経験ルートの一つの栂尾山への文太郎道もついでに歩いておく。



 

同行単独

コースタイム

0830 高倉台5丁目BS0832 つつじ橋、0914 栂尾山・須磨離宮道へ、0919-26 栂尾山274b、0942 天井川左俣へ、1020 堰堤(152b)上、1023 堰堤下に着く、1035 堰堤(147b)上、1100-13 堰堤下で休憩、1119 巻き道の標識、1124 堰堤(139b)上、1130-34 天皇の池、1135 須磨離宮への道分岐、1145 須磨離宮への道へ、1200 栂尾山・須磨離宮を結ぶ十字路に、1204-32 昼食、1243 沢に戻る、1248 左俣右俣の合流点、1257 右俣への立入禁止のロープ、1300 アーチ状堰堤、1304-08 鎮座の滝、1315 合流点に戻る、1325-27 天井川憩いの広場、1351-53 山陽電鉄東須磨駅

須磨駅からのバスを高倉台5丁目で降り、つつじ橋を渡る。左に行くと栂尾山への長い階段となるが、この日は右に折れ文太郎道を初めて歩く。加藤文太郎が全山縦走をした時に歩いた道と言う。例の石段と同じ高低差を登るので、この道も結構険しい。眺望はないものの緑の中を歩けるので、やはりこちらの方が好ましいかもしれない。栂尾山には、山道を手入れする人たちが休んでおられた、展望台に登って須磨方面の山を眺めたのち、すぐに北に向かう。



つつじ橋から栂尾山




文太郎道の標識




栂尾山山頂




展望台から鉄拐山・旗振山


天井川左俣に下りる分岐点にはなにも印はなかったが、はっきりした踏み跡があり、迷わずに右手に折れて行く。沢にはときどき倒木があり、ザックを下ろして潜り抜けないといけないような所もあった。一週間前に右俣を下った時は堰堤で苦労したが、左俣で苦労したような記録は見なかったので、軽く考えていた。左岸から二つの小沢が合流する地点の堰堤(標高約152b)が最初の難所。右岸にかなりはっきりした踏み跡が見えたが、それを辿っても深い谷にすぐに下りられそうでなく、右俣の時のように登ったり下ったりの苦労がありそうに思えた。どなたかが「左岸にロープが見えるのでそちらに進んだ」と書いておられたので、ロープは見えなかったが、左岸に進む。左手に支流のダムが見え、ごく短い鎖があり、それを使って支流を下りるが、谷底まで半分辺りまで来た所で難しくなった。細引きを取り出す。初め懸けようとした頭大の岩が剥がれて下に落ちて行ったのでやや不安になったが、なんとか堰堤下へ下りることができた。後日に丁寧に検討したところ、堰堤上で見えていた右岸の細い踏み跡が正解で、すべての人はそちらを歩いておられたのだった。しかし、その巻き道も結構危なっかしいもので、急傾斜の斜面につけられた道は、ときに20pほどの幅しかない緊張を強いられるものとのことだった。「左岸にロープが見えるのでそちらに進んだ」という記録を間違って理解していたことが分かった。この人は左岸を下ったのではなく左岸の支沢を登って行ったのだった。左岸を下ったというレポートを見つけることはできなかった。



左俣への道から縦走路を振り返る




ザックを下ろさないと潜れなかった




標高152bの堰堤から谷底を見下ろす




右岸側に細い踏み跡




左岸側(ロープがあると書かれていたが)




左岸の支沢を下りて振り返る


ともかく一難去って、下山を再開する。10分ほどでもう少し大きい堰堤(147b)の上に出る。右手にも左手にも手掛かりはない。僅かな可能性は右側から堰堤に沿って下まで延びる溝。チムニー状の溝の右手にしっかりした木の根が3つほど目に入ったので、それに細引きを懸けて下ることにする。左手は堰堤の壁なので何の手掛かりもない。最後のピッチがやや長かったが、細引きの先端から飛び降りるような感じで着地することができた。すぐ下の広河原に出た所で、右手に巻き道の標識があるのに気が付いた。それは152bの堰堤の右手に見えた踏み跡から続くもので、苦労せずとも下って来られたのだ。しかし、その巻き道も大変なもののようなので、久しぶりに細引きを使うような面白い経験をしたのもよかったかというのが後日の結論。次の堰堤(139b)は簡単に左から越えて行けた。この堰堤の下のパイプから流れ出る水が「須磨の名水」で、ベンチなどもある観光スポットだったらしいが、見過ごしてしまった。あとでブログを見るととくに立ち寄る値打ちもないような感じだった。つぎの人気スポットの天皇の池のそばを通る。どなたもが透明できれいな水と褒めておられるが、それほどでもなかった。すぐに須磨離宮への道が右手に別れて行くが、左俣を貫通できないのも残念なのでそれを見送り、沢を下って行く。10分ほど下ったところから右手に登って行けば栂尾山と須磨離宮を結ぶ登山道に出る。この部分が未経験ルートだったのでピストンしておく。



147bの堰堤の横から谷を見下ろす




チムニー状の溝を下りた




巻き道と標識




139bの堰堤は左岸から容易に下る




天皇の池




須磨離宮への道へ


YAMAPに上り15分、下り9分とあった通り、結構な急坂だった。東山が正面に見える高台に着いてすぐに須磨離宮への「有料道路」標識に出る。天皇の池からの道もここに繋がっていることを知った。少し戻って、東山を望むポイントで昼食。この日出会った唯一ハイカーが下りて行かれた。沢に戻り下流に進む。須磨の名水までは一般向けの道と紹介されているが、この辺りは倒木などもありかなりワイルドな雰囲気をもっていた。左俣と右俣の合流点にでる。先週、右俣を下りてきて最後に沢から離れ、迂回した尾根道もここで合流している。ここの標識を見て安堵したのだった。時間もあったので、少し右俣を遡り、色々のブログに出ているアーチ状になった堰堤や鎮座の滝を訪れる。前回はこの少し西側の上を歩いていたらしい。右俣もほぼ全行程歩いた気になって満足して引き返す。水野橋からは、趣向を代えて月見山駅でなく、東須磨駅に向かった。



天皇の池にも通じる四差路




東山を見ながら昼食




左俣に戻って下って行く




右俣と左俣の合流点




右俣沢




半壊状態の堰堤(上流から)




鎮座の滝




天井川憩いの広場





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