トップページへ      地域別索引へ     近畿索引へ      年次別索引へ



2025. 02. 05  高雄山、再度山、堂徳山、市章山、錨山



六甲近辺で歩いていないルートを探る企画の一端。この日は、この冬一番の冷え込みということで、朝の気温が氷点下になった。それより6-7m/sという強い風が気がかりだった。

 

同行単独

コースタイム

0849 水源地前BS0859 洞川湖西端、0928 南ドーント・リッジ入口(分水嶺越)、1014-21 高雄山476b、1055-1124 修法ヶ原池、1143-47 再度山470b、1207 大龍寺本堂、1220-22 善助小屋跡、1238 猩々池、1244 破線路入口、1315 神戸東線#171320 中山手線#11334 二本松、1350 堂徳山338b、1410 市章山275b、1421-24 錨山、1453 山本通3丁目、1512-17 JR元町駅

神戸駅から出ているバスに乗り、水源地前バス停で下車。洞川林道を東に進む。神戸変電所があるため沢山の鉄塔が立っていたが、どれも簡単にアクセスできなかった。洞川湖をすぎ、分水嶺の辺りで南ドーント・リッジ入口の標識があらわれる。立派な公式標柱なのにドーント・リッチと間違って書かれていた。ドント・リッジと書いている人も多いが、Daunt氏が好んだリッジが名前の由来なのでこれも好ましくない。分水嶺というのは何となく大げさな命名。ここのは、新湊川と生田川に分かれるだけなので。入口から右手の急坂を登るとしばらくしてなだらかな気楽な道となる。いくつかの分岐があるが、その都度丁寧な標識が立てられているので、迷うことなく高尾山に導かれる。長居する所でもないので引き返し、すぐ下にあったT字路を西に進み、修法ヶ原池を目指す。途中のT字路に蛇ヶ谷の説明板があった。天皇の地位を脅かす僧侶道鏡に抵抗し、天皇の立場を守った和気清麻呂が、この地で道鏡の刺客に襲われ、そのとき現れた大龍によって救われる。それに感謝して大龍寺が建てられたという謂れがある史蹟だ。すぐにドライブウェイをくぐり、修法ヶ原池に出る。少し早かったが、穏やかな日差しの池の端のベンチで昼食をとる。ここに出るまでは人の姿は見なかったが、さすがに再度公園だけあって、チラホラと見かけるようになった。



神戸変電所の鉄塔群




洞川湖




学習の森入口




分水嶺越への立派な道はハイカー専用




南ドーント・リッジ登り口




狭くても歩きやすい道




丁寧な道標がいくつも




高雄山山頂




蛇ヶ谷の道標




修法ヶ原池


食後、再度越の一番高い所から左手に入って行く。以前とは違ってすっかり立派な登山道になっている。わずか8分で頂上に出た。2006.03.27に登っているのだが、詳しい記録がなく、よく覚えていないが、とても簡単ではなかったという印象が残っている。頂上でも展望などはなかったが、今回は南側が切り開かれ、霞んではいたが大阪湾一帯が見渡せた。大龍寺の方へも立派な道がつけられており、沢山並んでいる四国八十八ヶ所石仏群を見ながら奥の院大師堂を経て、本堂のある境内に着く。このから長い石段を下って仁王門をくぐり、善助小屋跡(毎日登山の発祥地)に至る部分はなんども来ているので、さすがに記憶が残っている。ここに六甲のマザーツリーであるスダジイの大木があるとのことなので見渡したが見つからなかった。少し二本松の方への道に入り、右手に折れて猩々池に向かう破線路を辿る。



再度越から再度山へ




再度山山頂




山頂から神戸の海を



天狗岩知




石仏群




奥の院




大龍寺本堂




四国八十八ヶ所石仏群




仁王門




善助小屋跡


猩々池で二本松林道を東に進み、すぐのところにある破線路を目指す。この日のハイライトになると予感していたが、予想通り最初から難しく、踏み跡もないところから入って行く。行く手を崖が遮っている。地図では急角度に西に進むようになっているので、左手を探していると、ロープが目に入った。それに頼って狭い急坂を登って行く。急坂が終わっても藪に囲まれて、手掛かりは見つからない。チラリと引き返すことも頭によぎったが、右手遠くに鉄塔があるのが目に入った。破線路はそこを通っているので、目標ができやので前進することにした。そのうち道らしきものも出はじめ、見上げると青空が見えたので、そちらが尾根かと登って行く。見た目以上に傾斜は急で、四つん這いになるところも何度かあった。なんとか尾根に登り着くと、心配していた強風が待っていた。帽子が飛ばされないように、慌てて紐で固定する。風は強いものの、その後の尾根歩きは道迷いの心配もほとんどなく、見えていた神戸東線#17に着く。そのあとすぐにP368bにある中山手線#1の鉄塔となる。下に見えるドライブウェイの方へ下りて行くが、車道に出なくても、並行している山道を辿って二本松に出ることができた。猩々池から二本松まで林道経由なら15分の所を今回は1時間ほど楽しんだことになる。ここから錨山までは既知のルート。堂徳山は、地理院地図や昭文社の地図にある337.5bの三角点の所としか考えられないし、三省堂の山名事典や白山書房の総覧にも338bとされている。しかし、三角点のすぐ北の分岐点にある案内には堂徳山の名はなく、「この先行き止まり」とあるだけ。山行記録にも曖昧な書き方をしている記事が多く、なかにはこの辺り一帯を堂徳山というのではないかという人さえある。2018.02.07に来たときは、頂上を通り過ぎ、かなり苦労して北野に出たことを覚えている。今回は頂上で引き返し、一般コースで市章山、錨山へ行く。市章山の位置については問題がないし、標高も地理院地図などには書かれていないが、山頂部には275bという標識もあり、まず異論がなさそう。しかし、錨山の方は、地形図や事典に正しい位置や標高が書かれていないこともあり、諸説がある。260bあたりが妥当だろう。市章山の西側にあると書かれているものが多いが、どう見てもほぼ南に位置している。三ノ宮あたりから二つの電飾を見上げると、市章の左に錨が見えるので勘違いしているのではないだろうか。錨山を越えて、諏訪山への道と別れ、太子の森を通る初めての道に進む。山本通に出てから20分ほどで元町駅に着いた。



猩々池




破線路入口




遠くに鉄塔が




青空を目指して急坂を登る




尾根に着いたが強風が待っていた




神戸東線#17が近づく




中山手線#1




堂徳山の三角点



トップページへ      地域別索引へ     近畿索引へ      年次別索引へ