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2025. 01. 17  国見山



手頃な行動範囲の中でピークハントの対象がなかなか見つからなくなってきた。重箱の隅を突くようにして見つけたのが、奈良市と天理市の境界にある国見山。奈良市が都祁村と合併するまでは奈良市の最高峰だった山。できれば近くの城山にもと思ったがあまりはっきりした情報が得られなかった。

 

同行単独

コースタイム

1055 矢田原口BS、1115 登山口、1123-30 ビューポイント、1203-34 国見山 680b、1240 塔の森分岐、1258 県道186号、1316 工事現場、1335 県道を離れる、1336-43 城山への道を少し探る、1415-1542 田原御陵前BS、1602-05 近鉄奈良駅

バスを下りて、民家が点在するのどかな道を南に進むと途中で国見山と思われる山塊が目に入る。県道186号に突き当たった所が国見山の登山口。県道には出ずに山道に入って行く。簡易舗装のなだらかな道が続き、とても歩きやすい。ビューポイントという案内に従って右に折れるとすぐにそのポイント。奈良市街の先に生駒山脈がどっしりと並んでいた。もう一度展望台の案内があったが、同じような光景だろうし、この日は城山前後の時間が計算できていないことや、バスの便が15:26しかないこともあり、時間節約のためにパスする。頂上まで15分といったところで、簡易舗装が終わるが、そのあとも緩やかな道が続き、頂上直下でやっと山道らしい傾斜となる。頂上からは、国見山の名にふさわしく、奈良の市街地を前景に、金剛山地から生駒までの展望が開ける。すっきりとはしなかったが、想像をたくましくすると淡路の山々や六甲山なども見えていた。木の隙間から北東方向の山も見えたが、周辺が曖昧なので、どこの山か分からない。昼食を摂りながら眺めを楽しむが、風が冷たいので早々に切り上げる。



簡易舗装の登山道




城山か




絶景ポイントで茶畑の先に奈良市、生駒山




簡易舗装が終わたが歩きやすい道が続く




国見山山頂




金剛山、葛城山方向


下山路もよく手入れが行き届いた歩きやすい道。塔の森を経由することも考えていたが、バスの時間が気になるので、分岐点から直接県道186号に下りる。県道を登って行き、峠を越えて下り始めた所に工事現場がある。その辺りから谷に下りて城山の登山口(椿尾上城登城口)に出ることは分かっていたので、少し様子を窺ったが、道らしきものは見えない。それでも、下りて行けばなんとか登山口に着けるとは思ったが、問題は城山からの下りがはっきりしないこと。工事現場の道案内の人がおられたので、「10分程度で登山口まで行けそうですか」と聞いてみた。よく知っておられるような感じで「10分では無理だろうね」という答えが返ってきた。潔く諦めて下山することに。途中で県道から左に折れ、直接田原御陵前BSへの道に進む。城山から下りてきたときの破線路の下山口が近いので少し脇道に入ってみたが、それほどはっきりした道があるのでもなかった。スキップしたのは正解だったかもしれない。バス停に着いて時間が有り余っているが、春日宮天皇田原西陵があるので、十分時間が潰せるかと期待していた。春日宮天皇というのは、「石走る 垂水の上の さわらびの 萌え出づる春に なりにけるかも」の歌で有名な志貴皇子のこと。彼の息子が光仁天皇で、父を春日宮天皇と追尊し墓を陵に改めたという。天皇陵の入口付近には、上記の歌の石碑があり、陵に向かって細い参道が一直線に延びて好ましい雰囲気だった。春日宮天皇陵の大きさはわが家の近くにある阿保親王塚に比べてうんと小さなサイズ。周囲を歩くのに10分とかからず、陵の中に入るのも自由のようだった。一応見終わってもなお時間があり余っているので、田園風景を楽しみながら、次のバス停まで歩くことにした。20分ほど行った所で、メモを書き入れていた地形図のコピーが見当たらないことに気付き、念のため同じコースを引き返し、陵墓の周りももう一度巡るが見つからなかった。ほぼ諦めたとき、陵墓の前の木の下に落ちているのが見つかった。ベンチに座っていた時に風で飛ばされたらしい。バス停に戻り20分後に来るはずのバスを待つが、定刻を15分過ぎてもバスは来ない。奈良市まではかなりの距離があるので、とても歩けない。仕方がないので、ヒッチハイクをすることにして、手を上げていたら、10台もしないうちに、奈良まで行くというゴルフ帰りの人が止まってくれた。大塔村の出身とかで、色々と話が弾んだ。予定していた近鉄の快速急行にギリギリで間に合った。



下山道




塔の森分岐




左の沢に下りると城山登山口




春日宮天皇陵




スッキリした参道が伸びる




陵墓




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