2024. 12. 25 山王山、大日山
北摂の山も、手軽に行ける所は少なくなってきた。低いが独立峰的で存在感のある山王山と、一本松山に登ったときに行きそびれた大日山を組み合わせてみた。
同行: 単独
コースタイム:
0843 屏風岩BS、0906 槻並素戔嗚神社、0919-23 尾根への取付き、1017-24 山王山 300b、1112 槻並自治会館、1146 屏風岩、1154-1220 道の駅、1238 展望岩、1250 大日峠、1316 P320b、1324 展望台、1332 送電鉄塔宝塚線#23、1350-1405 大日山
340b、1450 大日峠、1550-1625 川床口BS
日生中央から柏原行のバスは、大野山、昼ヶ岳、高岳、堂床山、一本松山、大谷山などに行く際に、お世話になったが、最近の諸事情のためマイクロバスに切り替わっていた。屏風岩BSで下車して、左右にのどかな景色が広がる道を北に進む。はじめは槻並自治会館辺りから取付いて大変な苦労をしたというレポートを読んで、覚悟していたが、後日、槻並素戔嗚神社(ツクナミスサノオ神社)から地形図の実線に沿って南東に進んで尾根に取付くというコースもあると知り、尾根までの様子がよく分からないものの、こちらの方が楽に頂上に立てると踏んだ。実線路はもちろんしっかりとしていた。南西尾根の末端に当たる個所に赤リボンがぶら下がっていたが、そこからではかなりの急登になりそうなので少し通り過ぎて尾根の腹から登ってみた。最初は穏やかな斜面だったがやがてシダが生い茂り、踏み跡などもなくなった。それでもなんとか登り続け尾根に乗りあげることができた。そのあとはとくにルートファインディングを強いられることもなく、無難に頂上に到着した。三角点はあるが、山名表示板は見当たらなかった。
下りは西側の尾根に進む。275b辺りで、右側に木やシダに隙間があったので、踏み込んで覗いてみたが、山の形を見極めることはできなかった。この山中で、かすかではあったが唯一展望できた地点だった。このあたりもシダが多かった。シダで苦労したレポートが多かったが、城山に登った時の苦労からすれば全く問題なかった。季節もよかったのだろう。8割程度はまだ緑色だったが、それでも最盛期に比べると勢いがなかった感じだ。その後も尾根筋を忠実に辿れば苦労なしで下まで降りることができた。槻並自治会館の近くに出た。
バス道に出て、「道の駅いながわ」に向かう。この日は道の駅の定休日とのことで、外のベンチに腰掛けて昼食をとる。風もなく寒くなかったのはラッキーだった。出発前にトイレを使ったが、2日前に更新されたばかりとのことで、きれいなトイレだった。
![]() 素戔嗚神社の鳥居 |
![]() 素戔嗚神社の本殿 |
![]() 実線路からこの辺りで左手に分け入る |
![]() 当初は穏やかな斜面 |
![]() そのうちシダで覆われるようになる |
![]() 尾根に出ると歩きやすくなる |
![]() 山王山頂上 |
![]() 下山途中で唯一の遠望 |
![]() またしてもシダ |
![]() 槻並の車道から一本松山、P320b、大日山 |
ここから一本松山と大日山を結ぶ峠に向かって出発する。この峠を大日峠というらしいことを今回はじめて知った。途中に展望のよい場所がいくつかある。滝王山と三草山がどこから見ても主役だ。住宅街から登る道が地形図の実線路と合流したすぐあと(160b付近)の大きな岩からの展望がよい。滝王山と三草山が並んでいるのが目立つが、ここからは三草山が先ほど登ってきた山王山にほとんど隠れている。右手の遠方には、妙見山、丸山、光明山、高代寺山、天台山なども見える。もう少し登った180b付近にも好展望台がある。愛宕山、丸山、堂床山、P590.1(点名石堂)、滝王山、横尾山、三草山、山王山が勢ぞろい。ここでは、三草山と山王山がしっかりと分離している。丸山212bの左手の丸い山は、よく分からないが国崎のP410.2bか?
大日峠からP320bを目指して右手に登って行く。不思議なことに、一本松山とP320bを結ぶよく歩かれている登山道が地理院地図には実線はおろか破線も引かれていない。P320bへの最後の登りはロープが何本も張られているように結構な傾斜だった。そこから下りはじめると、前方の送電鉄塔のうしろに大日山が聳えていた。そして鉄塔のすぐ手前の展望台から、鳥飼山、三蔵山、追谷山、大野山、愛宕山、丸山、堂床山、高岳、P591.0(点名石堂)、滝王山、横尾山、剣尾山、三草山、山王山とこれまで歩いてきた北摂の山々が勢ぞろいしている素晴らしい光景を堪能することができた。鉄塔はこれまで出会ったことのない宝塚線#23。地図上で電線を辿ると、北は高岳に登る際にそばを通った猪名川変電所、南は検見山近くの切畑の関西電力宝塚開閉所の両者を結ぶものだった。途中の鉄塔を見たことはないのは確かだ。この鉄塔からの展望は先ほどのものに比べると見劣りするが、それでも南側に城山を望むことができたのはよかった。そこから大日山は見上げるような高さにあったが、20分足らずで到着した。ここも樹々に覆われていたが、少しウロウロすると南側の城山と左右の山、北西側に今井岳、三蔵山らしき山を見ることができた。
来た道を戻る。大日峠に14:40に着けば一本松山に立ち寄ることを考えていたが、ついたのは4:50だったので、欲張らないことにした。前に行った時に展望がないと結論したが、最近見たレポートに、少し藪を漕ぐと南側が見えるとあったので、食指が動いたのだった。しかし、今回も不満足ながら南側を多少眺めることができたので、無理をしないことにした。バスの本数が少なく、時間があり余ることは分かっていたが、途中での展望台からの山座同定を丁寧にやり直すことで時間を潰すことにした。登りでは見逃していた点がいくつかあった。道の駅は定休日なので、新鮮な野菜を買って土産にしようと考えていたのが、叶わなかった。コンビニでコーヒーを飲みながらバスを待った。
![]() 展望台(160b付近) |
![]() 展望台(180b付近) |
![]() 大日峠 |
![]() P320b |
![]() 鉄塔の先に大日山 |
![]() 好展望台 |
![]() 宝塚線#23から城山 |
![]() 大日山山頂 |