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2024. 11. 12  飯盛山、宮山



加古川周辺に、地理院地図に名前の載っている低山がいくつもあるので、レンタサイクルで飯盛山、宮山、大藤山、城山、糠塚山の5山を回ることを考えた。調べていると、とても回り切れないことがわかり、さしあたり飯盛山、宮山、大藤山を訪れ、残りは別の機会に回すことにした。しかし、結果的には、2山で終わってしまった。歩くのが非常に遅くなったためだ。

 

同行単独

コースタイム

0901 宝殿駅 (自転車) 0939 ウエルネスパーク東、0953 飯盛山登山口、1016 第一鉄塔、1040-1107 相ノ山 179b、1112 三差路、1115 姫路火力東線#51、1119 少年の家分岐、1129-33 飯盛山 216b、1149 三差路、1151 愛宕山分岐、1157 愛宕山192b(姫路火力東線#52)、1209 高砂火力線#40、1222 神吉線#24、1230 下山口、1242 一ツ山入口、1247 一ツ山 70b、1300-23 少年の家前の東屋、1332 ウエルネスパーク東の駐輪地点 (自転車) 1350 八幡神社、1413 宮山 88b、1440 八幡神社 (自転車) 1500-15 宝殿駅

加古川駅でレンタサイクルすることを考えていたが、宝殿駅からの方が何かと便利なので、一駅先まで乗車する。歩いているのと違い、自転車に乗りながら地図をチェックするのはなにかと不便で、神吉でかなり予定のコースを外れてしまった。そのおかげで新加古川連絡線#3の鉄塔に出会った。この日は、新加古川変電所の近くだったため大変多くの送電鉄塔を見たが、この系統のものはここだけだったので、道迷いも悪くはなかった。ウエルネスパークに近づいたときも、ちょっと遠回りしてしまった。質問の仕方が悪かったので、近くの主婦に教えていただいたのは最短距離ではなかった。パークの東側から平荘湖に出る時、地図では分からなかったちょっとした坂道になったので、手前に駐輪して歩き始めた。電動アシストでもなく、ギアチェンジもできない自転車だったので意外に手間取った。平荘湖の湖畔の道をしばらく進むと少年の家の前に出る。その近くにあるはずの飯盛山への登山口を探すが、見当たらない。かなり行き過ぎてから戻ってきて、だだっ広い広場を囲む緑の一部に地肌が見える所があったので、そこ以外にはあり得ないと、急な崖を登ってみるとなんとか道らしくなっていた。他の登山者が入口で悩んだといった話を読んだことがなかったので、不思議だった。下山後も道路から注意して見たが、ここが登山口と分かる人はいないのではないかとさえ思った。少し登って岩場に出ると、すぐ下に平荘湖の湖面が美しく広がっていた。やがて出た送電鉄塔は#38という番号だったが、系統名をメモするのを失念してしまった。すぐ下に神吉線#22が見えていた。そのあと、高御位山の百間岩のような岩場がかなり続く。以前ならひょいひょいと登って行けたのに、今は足を滑らせないように、二本のストックをつきながら一歩ずつ用心しながら登るので、時間をくうこと甚だしい。岩ばかりなので、展望は素晴らしい。嶽山、一ツ山、升田山、鍋山、日笠山、黒岩山、高御位山、P100+(宮山はこの背後)、高山、洞貝山など平荘アルプスと言われる山々が並び、いくつもの池が彩りを添えている。岩場から離れて10分ほどで相ノ山に着く。登山口から相ノ山まで、普通の人は30分以内で、ある人は18分で登っているのに、なんと42分もかかった。すぐ後ろから地元の人が登って来られたので、いくつかのコースの話を聞いておく。予定している愛宕山の近くの道のことはあまりご存じなかった。



平荘湖の湖畔




分かりにくい登山口




高御位山の百間岩のような岩場




平荘湖が真下に、対岸に鍋山




相ノ山が近づく




相ノ山


そのあとは岩場もなく、いくつかの分岐をやり過ごし、飯盛山に向かう。飯盛山の頂上そのものは味気ないものだったが、近くからは、西側に先ほどの展望台からは見えなかった宮山が高御位山と洞貝山に挟まれてしっかりと見えており、東側には加古川の流れ、新加古川変電所、すぐ近くに愛宕山が見えた。



愛宕山が近い



飯盛山山頂




飯盛山から新加古川変電所と加古川




飯盛山から馬ノ頭池の右手に
遠方から高御位山、宮山、洞貝山



頂上から引き返し、変電所の方角に進む分岐で左折する。愛宕山近くの三差路で左折して、愛宕山に立ち寄る。姫路火力東線#52の鉄塔があり、平荘湖が大きく広がっていた。北側には飯盛山が見えたが、驚いたことに頂上のすぐそばに大きな反射板があった。頂上に行ったときには全く気付かなかった。飯盛山の右後ろにあるのは城山だろう。三差路に引き返し、下って行く。高砂火力線#40、神吉線#24を経て平荘湖に着く。登りの時のような岩場はごくわずかだった。下山口にもなんの印もなく、普通に県道を歩いていたら気が付かないかもしれない。湖畔の散策路を西に進み、一ツ山に向かう。湖に突き出した小島のピークなので、面白い景色が見られるかと期待したが、何もなかった。そのあと、県道を戻りながら、朝に入った登山口をもう一度注意して眺めたが、やはりとても登山口とは気づかない代物だった。少年の家の近くの湖畔にある野鳥観察小屋のすぐ近くでオナガガモ、キンクロハジロ、マガモなどが群れていた。そこに腰を下ろして昼食をとる。



愛宕山から平荘湖を




愛宕山から飯盛山




ここに下りてきた




一ツ山への入口




一ツ山山頂




野鳥観察小屋から


食後、10分ほど歩いて自転車を置いた所に戻る。そのあとは迷うことなくスムースに宮山の麓の八幡神社まで自転車を走らせる。宮山への遊歩道を歩き、頂上に向かう。頂上の少し手前からは、飯盛山、相ノ山、黒岩山、行者山、神吉山に至る連山が馬ノ頭池の先に勢ぞろいしているのが眺められた。いくつかの古墳があるらしいが、頂上には三等三角点があるだけで、周りを見渡せることはできない。同じ道を引き返すが、急カーブする地点で行き過ぎてしまい、運動公園の所に出てしまった。それほどの遠回りでもなかったし、公園を眺められてよかった。宝殿駅への道は、分かりやすかったので、時速19qほどで走ることができた。出だしの部分は、なんども立ち止まってチェックしたり、人に聞いたりしたので、時速7q足らずだった。今後の参考になる。この日も、家や電車の中ではかなり咳込むことが多かったが、歩いているときは全く咳が出なかったのが不思議だった。



八幡神社




宮山山頂




飯盛山、相ノ山、黒岩山、行者山、神吉山




運動公園に出た




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