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2024. 10. 17  三郎ヶ岳



牛松山につづいて、亀岡の山へ。弥十郎ヶ嶽につづいて、人名の山へ。最近のJRは全く信用できないので、随分早めに家を出た。予想通り15分ほどの遅延が出ていて少し遅れた。それでも、京都からの嵯峨野線は予定より早い電車に乗れた。亀岡駅でかなり時間が余ったが、2階の北側に展望台があることに気付き、有意義に過ごせた。西側には、朝日山、半国山、行者山が、北側には、三郎ヶ岳、牛松山が大きく迫っていた。

 

同行単独

コースタイム

1023 出雲神社前BS、1024-28 出雲大神宮、1038 三郎ヶ岳登山口、1116-26 P310b付近、1207 道標を左へ、1236-40 三郎ヶ岳(613b、616b)、1253-1334 パラグライダー基地、1454 開けにくいゲート、1503 中池、1518 呉弥山登山口、1522 中池と大池、1530-45 池尻BS

登山口の手前で下車して丹波国一之宮とされる出雲大神宮に立ち寄る。登山道へ入る所には、三郎ヶ岳という読み取りにくい文字が書かれた石柱があった。入って行くと草の上の踏み跡を辿るといった雰囲気で、これが登山道に繋がるのかと思ったが、やがて出てきた防獣ネットの先はしっかりした道となった。「松茸期間中につき入山禁止」という立て札があったが、その横の登山道を遮るものはとくになかった。登って行っても松茸の香りが漂ってくることもなく、よく整備された道を進む。310b付近で一息いれる。登山口から頂上までの半分も来ていないのに40分かかっている。コースタイムに比べてかなり遅いことを実感する。そこを出ると初めて西方向の山が見えた。木々の間からだが半国山だろう。そのあとも歩きやすい道が続く。迷いやすいとの注意があった所にはピンクのテープが長々と張り巡らされており、問題なかった。



亀岡駅展望デッキから三郎ヶ岳




亀岡駅展望デッキから牛松山




亀岡駅展望デッキから朝日山、半国山、行者山




丹波一之宮の出雲大神宮




幅広の登山道




330b地点の近くから半国山?


頂上に着いたのは登山口から休憩を含めて2時間後だったので、コースタイムとそれほどの差がなかった。家を出てからずっと足の爪が痛かったので、心配だったがなんとかなった。最高地点は少し離れたところにあるので、探ってみたが何の印もなかった。獣を捕まえるための檻があるあたりが最高地点だろう。すぐに展望が素晴らしいというパラグライダーの基地に向かう。評判通りだった。鴻応山、歌垣山、小和田山、半国山、深山と続き、右端ははっきりしないが三嶽辺りも見えていたかもしれない。手前には、行者山、呉弥山、多国山などが並んでいる。基地に建てられたテントの下で、汗で濡れたシャツを乾かしながら昼食をとる。爪の痛みが気にならなくなったので、ホッとする。食後、家に電話して帰りのコースを伝えておく。下山しようとしたら、3人組の男女がやってきて飛行の準備を始めたので、下山は飛ぶのを見てからにする。10分ほどで飛んでくれたが、絵になる風景だった。

下山路は、地形図の破線路とずれているが、しっかりとした歩きやすい道が続いており、特段の問題もなく、獣よけゲートに着く。鉄柵の開け方が分かりにくいという記事があったが、確かに簡単ではなかったものの数分で外に出ることができた。中池に近づくと、呉弥山の手前にヒガンバナとコスモスが咲いており、のどかな秋の景色だった。中池と上池の間の道を呉弥山に向かう。入ってすぐに右手に微かな踏み跡が見えたので、登り始めたが急坂過ぎてすぐに断念する。呉弥山より少し高いそのピークを呉弥山と勘違いしていた。上池から来る車道に出たあたりで何度か呉弥山登山口という案内があった。調べていた登山記録でははっきりした道がないような書き方だったが、その後整備が進んで、遊歩道となったようだ。そこから20分ほどでピストンできたのだが、バスを逃すのも嫌だったので、そのまま池尻BSに向かう。BSでは15分ほどあったので、もっとしっかり計画しておれば十分登れていたと残念だった。バスは宇津根橋経由で亀岡駅に向かうもので、未知の道路だったのでずいぶん時間がかかったように思ったが、実際にはどちらを通っても同じようなものだったらしい。駅に着くと目の前で京都行の電車が出て、時間が余ったので、再度、駅の展望台に出て、もう来ることもないであろう山々に別れを告げた。



三郎ヶ岳(613b)山頂




最高地点(616b)




パラグライダー基地から呉弥山の奥に
鴻応山、歌垣山、小和田山、半国山、深山



パラグライダーの飛行




呉弥山を背景にヒガンバナとコスモス




中池・下池から牛松山



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