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2024. 10. 01  牛松山



東山あたりから眺めていると、愛宕山と嵐山の間に目立つ牛松山が気にかかっていた。猛暑日がやや下火になったので、久しぶりの遠出に出かける。

 

同行単独

コースタイム

0905 国分BS、0930 西京都八木線#30、0953 第1ベンチ、1008 第2ベンチ、1042 民放4局のアンテナ、1049 牛松山山頂(629b)、1052-54 最高点(636b)、1058-1138 金比羅神社、1153 展望台、1157 十四丁、1211 展望台、1238 西京都八木線#24、1251 獣よけゲート、1306 保津郵便局、1313-15 八幡神社、1321-33 保津橋、1345-1406 亀岡駅

亀岡駅に着く前に、盆地の先に牛松山の姿が眺められると書いてあったが、この日は全面が朝霧で覆われており、眺めはあとの楽しみとした。国分までバスに乗り、養仙禅寺、愛宕神社の横を通り、山道に入って行く。どちらもなかなか趣がありそうだったが、この日は立ち寄ることをしなかった。やがてT字路となり、右手に行くと鉄塔という表示があった。それほど遠くなさそうだったので坂道を下りて行く。すぐに西京都八木線の送電鉄塔があった。北の方角に顔を覗かせていたのは三郎ヶ岳か。西京都八木線というのは唐櫃越を歩いたときに見かけた系統だが、どのようにつながっているのか見当がつかない。第1ベンチ、第2ベンチというのが設置されていたが、眺めがよいわけでもなく、日差しが遮られているのでもないので、通り過ぎる。涼しそうな所でと思っているうちにテレビ局の送電施設、三角点のある頂上、NHKのパラボラがある最高地点に着く。ここからは愛宕山がわずかに顔を覗かせていたが、展望はないに等しい。金比羅神社まで行くと、広々とした気持ちのよい空間が広がっていたので、大休止とする。本殿脇の東屋のようなところで昼食を済ませる。20人ほどが座れるベンチがあり、天井には保津川下りの船頭が寄贈した小舟がぶら下がっている。金比羅というのは船頭の守護神らしい。牛松山は丹波富士と言われているが、この日はここまで登りばかりで、下り道は一切なかったのは富士の名にふさわしいかもしれない。ハイカー、蜘蛛の巣、花、好展望と出会うこともなかったので、特色のない登り道だった。




愛宕神社




西京都八木線#30から三郎ヶ岳か




TV局のアンテナ




三角点のある牛松山




倒牛松山最高点から愛宕山




金比羅神社


下り道が最近苦手となっているので、昼食後はストックを2本にしたが、全般的に優しい道で、問題になることはなかった。何ヶ所かで展望が開けたのもよかった。十四丁の町石の所から京都方面が望めたが手前の山は山上ヶ峰(482b)だろう。分県ガイドブックには七丁、八丁辺りで山頂が望まれるとあったので、注意していたが見えなかった。唯一少し開けた地点があったが、木の成長のため視界が遮られていた。鳥居のすぐ後で、少し寄り道すると西京都八木線#24の送電鉄塔があった。登りで見たものが#30だったので、わずかな距離の間に5本も鉄塔が立っていることになるので少し驚いた。獣よけゲートを過ぎると福性寺が右手にあり、苔むした境内の雰囲気はよかったが、中に入れそうになかった。市街地に出て、郵便局、小学校を過ぎた所で愛宕谷川の小さな橋を渡る。正面に見える山が立派だった。沢山の方向なのだが、少し近すぎるようなのではっきりしない。八幡神社の境内を歩いてから、保津橋を渡る。ここからは、この日初めて見る素晴らしい展望が開けていた。 南南西から時計回りに北北東にかけて、明神岳、黒柄山、湯谷ヶ岳、鴻応山、霊仙ヶ岳、歌垣山、小和田山、半国山、行者山、三郎ヶ岳、牛松山、愛宕山などが並んでいた。



亀岡市街地を見下ろす




十四丁から京都方面




鳥居まで来ると登山道は終わる



亀岡橋から小和田山、半国山、行者山




亀岡橋から下流方向




亀岡駅近くから牛松山



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