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2024. 07. 25  北山(西宮市)



江頭 務氏の「六甲岩めぐりハイキング」を図書館で見つけ、読んでみた。多くはすでに知っている岩だったが、中には仁川渓谷のように全く未知のものもあり、今後いくつかを辿ってみることにした。手始めに、酷暑なので午前中だけで歩ける北山のボルダー群を巡った。岩の名前は江頭氏の本に書かれているものを引用したが、別の人が銘板に残していた名前には下線をつけておいた。見たことがある岩も、名前を知らないのと知っているので印象がかなり異なるのが面白かった。



 

同行単独

コースタイム

0750 越木岩神社北BS、0806 緑洋展望台分岐、0807 見晴台、0809 将棋岩、0810 南池、0829 初級スラブ・エレファントノーズ・コックロック、0838 涙の岩・中池、0843 エクシオの森林・北池、0850 オ・モロイヤロック、0852 太陽石(ボルダータワー)・機関車岩、0859-0901 展望台A・ゴトゴト岩、0909 ピーク岩、0916-18 シャーク、0925 火の用心岩、0927 長閑岩、0929 展望台B、0948 二面岩、0949 北山緑化植物園分岐、0954 夫婦池、1002-11 柏堂BS

バスを下り、夙川に架かる橋を渡り、妙龍寺への道を見送り、登山道に入って行く。朝早くに出かけたが、7-8人の人とすれ違ったのには驚いた。緑洋展望台分岐の標柱のすぐあとの見晴台から下界を見下ろす。すぐに将棋岩に着く。以前にここでボルダリングをしていた人を見かけたが、名前にふさわしい形をしている。南池のそばにある岩峰群には以前訪れたことがあるが、初級スラブ・エレファントノーズ・コックロックといった名前があるのは知らなかった。少し早目に右手に入ってしまい、ロスタイムがあった。中池と北池の境から東側に進み、すぐの分岐を北に進み、水に濡れた道を登って行く。すぐに、オ・モロイヤロック、太陽石、機関車岩といった特徴のある岩が集まる所に出る。太陽石はこの領域のもっとも特徴的な岩かもしれない。形も、大きさもよいし、少し裏側に回ると下界の展望も見られる。そのすぐ北側にある展望台Aというのは知らなかった。いくつもの奇岩が重なる先に甲山がしっかりと見える。ゴトゴト岩という標識があったので、いくつかの石を踏んでいると、そのうちの一つが浮いていて、乗るとゴトゴトという音がした。メインルートに戻り、ピーク岩の先で、右手に踏み跡があったので、分け入ってみた。いくつかの巨岩があったが、そのうちの一つにはシャークというそれらしき名前が書かれた銘板が架かっていた。そのあとはすぐに道は藪の中に消えて行ったので引き返す。展望台Bはもう少し先だった。展望台Bへの道へ入って行くと、途中に火の用心岩のほか、長閑岩があった。展望台からは、太陽石から展望台Aの岩々が望めたが、甲山方面はわずかに見えただけだった。引き返して北に足を進める。二面岩のところも何度も歩いていたが特段の注意をしなかった。ガメラ、ゴジラに見えると教えられ、印象に残っなるほどと思ったので、これからは見逃すことがないだろう。二面岩のすぐ先のT字路を左折して北山緑化植物園に向かう。夫婦池にはスイレンが満開だった。予想より早くバス停につき、夙川駅に行くバスによいタイミングで乗れたので、11時過ぎに帰宅できた。



将棋岩




南池




展望できる無名岩




奇岩群に近づく




初級スラブ




エレファントノーズ




コックロック




涙の岩




中池




北池




オ・モロイヤロック




太陽石(ボルダータワーとも)




機関車岩




展望台A




展望台Aから甲山




手前右がゴトゴト岩




ピーク岩




無名岩




シャーク




火の用心岩




長閑岩




展望台Bから太陽石(左)、展望台Aの岩(右)




南側から見た二面岩(ガメラ)





北側から見た二面岩(ゴジラ)




北山緑化植物園に




夫婦池





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