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2024. 05. 17  堂床山、丸山



計画していたT氏との堂床山山行がやっと実現した。怪しげな所が多かったので信頼できる山友を誘ったのだが、正解だった。ひとりでも大丈夫だっただろうが、時間を食って予定のバスに乗れなかったかもしれない。

 

同行T氏

コースタイム

1010 尾花橋BS、1051 旭ヶ丘東南端、1100 作業道入口、1113 左岸の急斜面に取付く、1235-1301 丸山(571b)、1310 コル、1322 堂床山(584b)、1344 P537b、1500 県道602号線、1516-20 杉生BS

尾花橋から歩きはじめ、仁頂寺、旭ヶ丘の方へ足を進める。北から南東方向へ切り返すY字路から前方に大野山が望まれた。展望の全くないこの日で見た唯一の山だった。気付かないまま、旭ヶ丘の住宅地に入ったようで、そのうちヤマガラ通り、ハヤブサ通りといった標識が出てくる。標高差120bばかりの登り道を終えて住宅街のはずれから下って行く。かなりの車が走っているが、木間生に通じている道だ。60bほど下って作業道の入口に着く。すぐに沢に出ることもできたようだが、左手の幅広い地形図の実線に進む。歩きやすい。しばらくして、よい道はなくなりガレた沢の中を進むようになる。地形図には破線や実線が左岸側に書かれており、丸山に向かっているが、いずれも400bほどの標高の辺りで切れている。沢の近くにもちゃんとした道はないものの、踏み跡らしきものはあちこちにあり、適当と思われるところから斜面に取付く。急ではあるが藪漕ぎなどもなく丸山に登りつけると、ある人のレポートにあった通りだった。何ヶ所かでホールドがなくて苦労もしたが、沢から20分ほどで反射板のある丸山の頂上についた。見晴らしはないが、深い緑の森に囲まれて気持ちがよかった。



仁頂寺の交差点から大野山を




作業道の沢を外れ左岸の斜面に取付く




急坂が終わりなだらかな斜面を頂上へ




丸山頂上


昼食を済ませ、北に向かう。大変歩きやすい道が堂床山とのコルまで続くが、そのあとは急坂となる。何本もの虎ロープを掴みながら登り、堂床山の頂上に着く、ここも展望は全くなかった。西に下りて仁頂寺に出るのも面白そうだったが、やや難儀しそうで、杉生を15:20に出るバスを逃す可能性があったので、北側の稜線からP537bを経て猪名川変電所の方へ下りる道を選ぶ。500bの標高線の辺りで左折するようになっているので、2人で眼を凝らしていたが見つからず、行き過ぎてしまう。少し戻って下りることのできそうな踏み跡に入って行くとなんとか破線路に乗ることができた。しかし、道らしいものはなく、丸山への登りとほぼ同じ程度の急斜面を下りて行く。やがて沢沿いに歩くようになり、そのうち道らしきものも出てくる。15:20のバスを逃すと2時間待たないと次のバスがない。少し無理かなと諦めかけたが、県道が目に入ると、なんとかなるかと望みが出てきた。畑の中を急ぎ足で通り抜け、県道に出たのはバスの出る20分前だった。右手少し先に猪名川不動尊口の標石が見えた。先日高岳に登った時に杉生BSから20分で着いたので、まず乗り遅れはないと一安心する。万一ということもあるので、急ぎ足でバス停に向かい余裕を持って乗車することができた。



堂床山への快適な尾根道




堂床山山頂




P537のY字路を左へ




沢状の斜面を下る




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