2024. 03. 13 穴口山、火燈山
三田の山もかなり歩いたがポツンと残っている穴口山に行くことにした。これだけではもったいないので、午後に城ケ岡に行った。同じ日だが、完全に違う山行なので、別々に記録することにした。
同行: 単独
コースタイム:
0830 相野駅、0845 大龍神社、0926 火燈山(ひともしやま、308b)、1029-50 穴口山(320b)、1143 国道176、1152-58 酒滴神社、1204-23 藍本駅
JRの線路沿いに大龍神社まで歩き、その脇から山道に入って行く。火燈山の手前で破線路がY型に分かれるところがあるが、いくつの赤ペンキが塗られていて、右手に入るタイミングを少し遅れてしまった。やや不明瞭な所を歩いているうちにしっかりとした道に出る。いずれにしても、ここのルートは比較的しっかりとしており、迷うことはほとんどなかった。サルノコシカケ科のカワラタケが一本の木の上から下までびっしりと付いていたのが珍しかった。何ヶ所かでアセビの花を見かけたが、今年初めてで、春が近づいていることを感じる。
大龍神社の横から入る |
登山口の右手に広場 |
赤ペンキの目印 |
火燈山の山頂 |
ほとんどはこのような歩きやすい道 |
カワラタケ |
穴口山の山頂で少し休憩。展望は得られないとのことだったが、どら焼きを食べながら見回すと、木々の間から色々の山が見えていることに気付く。はっきりしないこと著しいが、このような時Peak
Finderが助けになる。虚空蔵山、白髪岳、松尾山、焼山、奥山、黒谷山、大谷山、その奥に千丈寺山の2つのピークなどを見つけることができた。
下り始めてすぐに道でない所を歩いていたが、すぐに復帰できた。白地に赤字のテープが頻繁に巻かれていて、やや過保護かなとも思ったが、何ヶ所かでそのテープが役に立ったことも間違いない。かなり下ってきたところで、木の間から虚空蔵山の姿を見ることができた。武庫川近くの国道176号に下り立つ。焼山、西鎌倉山や須磨田三山に登った時に歩いた渡田橋から、焼山と天狗岳のきれいなピラミッドが北側に並んでいた。武庫川を渡る二度目の大安橋の上からは虚空蔵山が正面に大きい。藍本駅からの電車発車時刻まで少し時間があったので、これまで素通りしただけだった酒滴(さかたれ)神社に立ち寄る。9世紀に広まった疫病を直すのに、この地の岩の間から垂れ出る酒の効果があったという言い伝えがある。今も流れておれば呑みたい所だが、もちろんそのようなことはない。駅について、電車が来るまでの時間で昼食を済ませ、新三田に向かう。
見通しの悪い穴口山山頂 |
虚空蔵山がなんとか |
焼山と天狗岳(奥は弥十郎ヶ嶽か) |
酒滴神社 |
藍本駅の南に穴口山 |
藍本駅の北側に白髪岳など |