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2024. 03. 07  大谷山、中山



2ヶ月ぶりのピークハンティングに出かける。三田市郊外の千丈寺山と須磨田三山の間に位置する低山2つ。

 

同行単独

コースタイム

1023 下青野中BS、1033 大堰橋、1039 登山口、1142-1210 大谷山(417b)、1238 登山口、1303 本庄小、1313 急坂下、1345 尾根道、1359 中山(303b)、1415 中山(311.5b)、1504-25 溜池の間の土手、1550-1602 本庄小BS

早目の電車に乗り、新三田駅でバスが出るまでの時間があったので、武庫川にかかる「えるむ橋」まで散歩する。早起きは三文の得とはよく言ったもので、橋の上から虚空蔵山、白髭岳、海見山、松尾山、焼山、西鎌倉山、須磨田三山、奥山、大谷山までを見ることができた。

下青野中BSから歩きはじめる。テニスコートなどがある下青野公園から目指す大谷山がまぢかに見える。大谷山から下りてくる破線路の末端で登り口を探すが見当たらない。よじ登るのは無理なようなので、引き返して青野川の右岸に沿う地形図の実線路に入ってみた。すぐに左手に向かう道が見つかり、大谷山との札も架かっていた。破線路となると少し急坂が続くが、しばらくして右下に下青野の街並みが見えるようになる。細い尾根のため、左右に遠い山や下界の眺めが楽しめる。370b付近から、左手に虚空蔵山と須磨田三山が木々の隙間から顔を出し、右手下方には千丈寺湖がゆったりと広がり、有馬富士や御旅橋の先の城ヶ岡などが見えている。上方には、千丈寺山のツィンピーク、少し進むと三国ヶ岳辺りも視野に入ってきた。




下青野公園から大谷山




大堰橋から下流を




地形図の実線と破線を結ぶ連絡路




虚空蔵山と須磨田三山




千丈寺湖と城ヶ岡などの三田の低山




千丈寺山


小さな山名表示板が架かる大谷山の山頂に着く。そこからも、北側に奥山から三国ヶ岳あたりの山々が見えていたが、木の枝に遮られ、透明度も低かったので、詳しい同定はできなかった。ちょうどよい時間だったので昼食をとる。食事の途中で北の方の山が雪雲に覆われはじめた。しばらくしてこちらの山頂にも小雪が届き始めた。一日中、好天の予報だったのにとぼやく。山の南側には雪も届かないだろうと、食事を早めに切り上げる。下山しはじめると雪雲も消えてしまった。濡れることもなく、登山口まで上りの半分の時間で下りた。県道309号を西に進み、本庄小学校の角から山の方に入って行く。




大谷山山頂




北側の山に雪雲が発生




須磨田BS近くから中山




須磨田口BS近くから須磨田三山




クロガネモチの街路樹




本庄小の角から中山に向かう


防獣柵を抜けると分岐になるが、同じ所を歩いた人の記録を参考に右の方へ進み、墓地の奥の防獣柵を通り抜け、山道に入る。分岐があり、左手が尾根に向かう道のようなので、そちらに進む。踏み跡はしっかりしており、迷う心配はなかったが、急傾斜の道が尾根まで続いていたのには驚いた。30°ほどの急勾配を直線状に30分も登り続けたことになる。馳渡山のときは、傾斜も強く、時間も長く、足元もしっかりしていなかったので大変だったが、それに次ぐ登りだったかもしれない。尾根に出たあとは問題のない道が中山に続いていた。石標があったので、それが中山かと思っていたが、通り過ぎてしばらくすると、小さい字で中山307bと書かれたテープが枝に巻かれていた。注意しないと通り過ぎてしまいそうなひっそりとしたピークだった。そのまま南に下り、300b付近で右手に下りて行く道があったので、そこから溜池を目指して下ることにする。250b付近まで下りた所で道がなくなり、しばらくウロウロすることになる。小さな流れに出会い、そのまま下って行けばよかったのかもしれない。なんとなく南側の溜池の方へ下るのではないかと思い込み、少し登り返して北の方へ進み、その後西方向へ進路を変える。やがて小さな池に出会い、その右側を巻くようにして進むと、二つの大きな溜池の間の土手に出た。振り返ると中山がすぐ近くに見えた。時間もあるので、昼食の残りを食べ、少し寝転がり、青空と白い雲を眺める余裕があった。下って行くと何度目かの防獣柵があったが、ここの柵はしっかりと施錠されており、越えるのに苦労した。新三田行のバスに乗る本庄小学校周辺には、小さな赤い実をつけたクロガネモチの街路樹が何本もあった。



墓地の先のY字路を左に




中山(307b)山頂




小さな池に出る




大きい二つの溜池の間の土手から中山を




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