2024. 02. 10 金鳥山
先月の金鳥山訪問で、色々と気になる所が出てきたので、土曜の午前の囲碁対局のあと、午後だけのハイキングに出かける。岡本駅の近くで昼食をと考えていたが、適当な所が見つからず、手持ちの非常食ですまそうかと、八幡神社を目指して歩きはじめる。中島橋の近くの珈琲館でカレーを出していることが分かったので、そこで昼食を済ませる。
同行: 単独
コースタイム:
1225-45 珈琲館、1305 岡本八幡神社上の登山口、1319 八幡滝堰堤、1324-35 破線路を左に入り引き返す、1336 八幡滝第二副堰堤、1342-53 破線路を左に入り引き返す、1353 山の神、1401 森林管理道の三差路、1408 ツブレ池、1415-20 広田西線48、1429 八幡谷への分岐、1430-39 仁川連絡線の送電鉄塔へ、1451 広田西線47、1500 風吹岩分岐、1503 金鳥山(338b)、1504
南尾根道へ、1510 コベルコ休憩所への分岐、1520 魚崎中の標識、1525 保久良神社への道と別れ破線路へ、1550-55 甲南線4、1617 松尾谷住宅地へ、1628-46 田中BS
2023.12.13には打越山から八幡谷を下ってきたが、この日はそれを逆方向に登る。前回、気になった所を丁寧にチェックする。その一つが、ゴルジュ状の沢の上流部にあった廃屋。木橋を渡って近くまで行くと、廃屋のそばに少教正の大人を祀った大きな石碑があった。明治初期の神道国教化運動のために設置された宗教官吏らしい。橋の手前にある双体道祖神もその関係なのだろう。次に、金鳥山西南尾根の途中から八幡滝堰堤に向けて地形図に破線が描かれているが、それを辿って八幡谷の右岸に来ることができるかをチェック。不可能でないにしてもかなり難しそうだった。そのあと、八幡滝第二副堰堤の手前から山の神への主ルート以外にその山側にもう一本の破線路があるのを探ってみた。一応踏み跡があったので、登って行ったが5分ちょっとで大層な藪に妨げられて、引き返す。山の神の手前が出口なので、そちらからも一応入ってみた。かなりしっかりした道が堰堤のある沢まで続いていたが、沢を越えてしばらくすると道は完全に途絶えてしまった。引き返す途中で気が付いたが、岡本町と森林管理道を示す立派な(古い)道標があった。以前はここがメインルートであったことは確かだろう。八幡滝第二堰堤が1973年にできたとあったので、それ以降は今の道だけが残って行ったのだろう。
双体道祖神 |
少教正の大人の館か |
八幡滝堰堤 |
三差路だが、左側は廃道 |
山の神の手前の小沢の堰堤 |
昔はここが本ルートであった名残り |
丸太を組み合わせた休憩所 |
山の神 |
山の神から八幡谷を左岸に渡ってしばらく登ると、森林管理歩道の三差路に着く。尾根道を選び少し登ると右手にも踏み跡があったので寄ってみた。丸太を組み合わせた休憩所のようでもあったが、そこで行き止まりになっていたよう。引き返すとすぐにツブレ池への分岐があり、下りてみた。スイレン池と言う人もいるが、池の上にはたくさんのスイレンの葉が浮かんでいた。ここと西南尾根を結ぶルートがあることを前回目にしていたが、確かにしっかりした道が延びていた。引き返して登って行くとすぐに送電線が三方に延びる鉄塔に行きつく。広田西線48で、一本は甲南線となり南側に延びている。そこから10分ほどで三差路に着く。左に行けば七兵衛山で、今回は右の金鳥山の方へ進む。途中で仁川連絡線の鉄塔が左手に見えたので、少しよじ登って見たが、かなり手ごわく、途中で引き返した。管理道は別の所から通じているのだろう。風吹岩へのルートの手前で、火の用心の印が目に入ったので、左手を見ると階段がついている。少し急だが、問題なく鉄塔(広田西線47)に達する。西側の鉄塔がさきほど通過した広田西線48だが、低い所にあって見えなかった。高低差が60bもあるのだ。すぐに風吹岩への分岐に着く。すぐ上に広田西線46があるが、それはパスして金鳥山に向かう。分岐点にはなんの目印もないが、少し入るとテープなどが目についた。
ツブレ池 |
広田西線48(分かりにくいが送電線が三方に) |
風吹岩への分岐 |
金鳥山山頂 |
歩きやすい南尾根 |
御影タワーレジデンス |
甲南線4から北側の鉄塔を |
コセンダングサの種 |