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2023. 06. 28  西山



この日は女房殿と、園部駅から、ルリ渓、深山に登り、日生中央に戻るという計画をたてた。前回の半国山登山の時と同様に、またも新快速に遅れが出た。今回は山陰線に乗り継げないので諦め、京都府立植物園に行くことに変更。今年の2月にも来たが、花の様子は一変しており、まるで違った場所に来たようだった。観覧温室でバオバブの花を見たのは初めて。昼食を済ませたあと、すぐに帰るという女房殿と別れ、深泥池から西山に登ることにした。

 

同行単独

コースタイム

1230 地下鉄北山駅、1245 深泥池西端、1250 南岸の遊歩道へ、1254 右手の斜面へ、1316-20 西山(135b)、1332 池端に、1340 博愛会病院、1355-59 深泥池BS

北山駅から県道40号を通って深泥池に向かう。深泥池は、標高が水面とほぼ等しく、貧栄養性の湿原が広がる浮島が存在する貴重な場所であるとともに、古くから色々な歴史を刻んでいる名所でもある。この日はとくに目についた花はなかった。池の南岸を東に進むと、住宅地から離れる所に獣よけのゲートがあり、そこを過ぎると地道となる。西山にはどこからでも登れそうだが、しばらく池の端をたどる。右上方へ道が分かれていたのでそちらに進み、適当に南方向を目指して登って行く。何度か「キーッ」という鋭い声がしたが、多分鳥ではなくサルかなにかの獣だろう。頂上が近づいたとき、「危険につきこれより先 立入をご遠慮下さい」という立て札がご丁寧に3つも並んでいた。危険とはとても思えないので、最高地点まで上がる。東の方向は、五山送り火の「妙法」の火床がある松ヶ崎西山と松ヶ崎東山につながる歩きやすそうな尾根となっていたが、深泥池一周を優先することにして、北側に下りる。登ってきたところの少し東側に随分と幅広の道がまっすぐに池の方に向かっていたのでそこを下りる。池に近づくといくつかの白テープが木に巻かれていたので、ここが一般的なルートらしい。反時計廻りに池の端を進んで行くと、浮島の先に西側の山が見える。この池は東西南北が山に囲まれており、県道の部分だけで京都盆地に繋がっているというのがよく分かる。病院の敷地を通り抜け、県道のバス停に向かう。地下鉄よりは時間がかかるだろうが、京の町並みを見るのが好きなので、バスで京都駅に行く。帰りも、トラブルのため遅れが生じていた。



深泥池の西端から高山を望む




道はないが問題のない登り




理由が分からない立入禁止の看板




西山山頂部




幅広の下り道




浮島




西側に見えるのは上賀茂本山の東端



周回が終わり西山を望む



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