2023. 02. 15 竜王山・古宝山
先日、古宝山に登ろうとしたが、YAMAPが使えなかったこともあり、途中で分からなくなり引き返してしまった。周辺の竜王山、城山と組み合わせて、もう一度歩くことにした。
同行: 単独
コースタイム:
0855 西谷夢プラザ前BS、0916 八大竜王の祠、0940-45 竜王山(366b)、1020-25 ソエ谷峠、1103 一ノ谷池、1138-1208 南大浜線34、1305 西大池分岐、1330 西大池南端、1345 県道、1407 姫二火力線191、1425 姫二火力線190、1437 姫二火力線189分岐、1448-51 古宝山(459b)、1520 八王子山(360b)、1538 溜池、1550 登山口、1601-11 武田尾辻BS
バス停近くのごろく山里という看板から竜王山の西麓にある登山口に向かう。途中の薄雪をかぶった畑の先に大船山が見えていた。この日唯一の展望。フェンスに取り付けられた扉に出入口と書かれた白い札が架かっていた。先人の記録を見ておいたので問題なかったが、そうでないとこれが登山道に通じる入口とは分からなかったかもしれない。登り坂が緩んでちょっとした広場に出た。皆さんが祠と言っておられる所で、背の高さほどの石組みがあった。ちょっと見かけないタイプのもの。そのあとは大した上り下りのない道を進む。シダの葉の上に雪がかぶっていてなかなか美しい。竜王山に着くと、三角点が枯葉と雪の上に頭だけ出していた。山名標識が架かっていたが、よほど目を凝らさないと分からないような小さなものだけだった。
西谷から大船山 |
祠 |
陽の当った所から雪が融けはじめる |
竜王山山頂 |
ソエ谷峠に向かう。かなりの雪が舞ってきたり、すぐに陽が差してきたりといった天気。ちょっと怪しげな所にくると赤テープが巻いてある。しかし、途中で新池の方に通じる四辻を通り過ぎたはずなのに、全く気が付かなかった。気をつけないとソエ谷峠も見過ごすのではないかと思ったが、その心配はなかった。ソエ谷峠は近畿自然歩道の一部で広場になっており、立派な標識もある。多田銀山の方に足を進める。最初は少し岩がゴロゴロしていたが、そのうち自然歩道の名に恥じず、歩きやすい遊歩道となる。右手に流れる猪名川の支流を眺め、いつものように歌を歌いながら、足を進める。一の谷池まで行って引き返し、谷筋から城山に向かう地形図の破線ルートを探ったが、取付く島のないような斜面で、少しウロウロと探したが、踏み跡さえ見つからない。沢道は関電の巡視路のマークがあったので、破線は途中で切れているが、行けるところまで行こうと登って行く。あちこちに倒木が沢を塞いでいるが、道の手入れは万全で、そのような所を避けている。時々東側の斜面を見上げ、尾根に取り付けるような所はないかと探るが、急な傾斜は登れなくはないがかなり時間を取りそうだ。杉の林の中を進み、南大浜線34の鉄塔に出る。北の方に進むと南大浜線33、南側は南大浜線35と案内があった。ここで昼食とする。
ソエ谷峠 |
ソエ谷峠の近畿自然歩道の標識 |
一の谷池 |
沢沿いの管理道 |
倒木が多い |
南大浜線34にあった火の用心標識 |
城山と南大浜線34 |
シダの群落 |
西奥池への道 |
西奥池 |
地図の上ではそのまま突き進めば登山道に出るのだが、簡単ではなさそうなので、道路を西に向かって100bほど歩き、折り返す。あとは長閑な道を登って行く。姫二火力線192の鉄塔が近くに見えたが、これもパス。南東方向に関電宝塚開閉所があり、鉄塔が乱立している。ここからも関電の管理道になっているので、歩きやすい。姫二火力線191、姫二火力線190を過ぎ、姫二火力線189の分岐点に着く。ここも、この鉄塔はパスして、古宝山に直接向かう。10分ほどで山頂に着く。小さな祠と三等三角点、それに竜王山にあったのと似た小さな山名表示板があった。北西への下山道を途中で西南西に向きを変え、八王子山に向かう。頂上の祠(八王子社というらしい)の正面には石段が続き、赤い鳥居を通り過ぎ、直進すると溜池に出る。落ち着いた深緑色の池だった。池の北側を回り込む道もあったらしいが、南側に下りようとしてうまくいかず、東側の破線路にでることにした。やがて以前に古宝山に登ろうとした見覚えのある道に合流し、ロープが張られた登山口を越えて県道33号線に出る。バスの時刻をチェエクすると、1時間に1本しかないバスにちょうど間に合いそうなので、急いで武田尾辻BSまで歩く。
姫二火力線190 |
古宝山山頂 |
八王子山 |
深緑色の溜池 |