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2021. 06. 02  柿谷全遡行、石仏谷東尾根 



柿谷の全遡行を計画した。芦屋川との合流点から始めたかったが、最後は6mほどの直瀑があるとの記事があり、そこを登ったという記録は見つからない。登れたとしてもそこから第一堰堤までの間が、マンションや道路の下を潜っている上、第一堰堤を越すのもかなり手ごわそうなので諦めて、第一堰堤の上をスタート地点とした。

 

同行単独

コースタイム

0807 水車谷BS、0813 柿谷道入口、0828 柿谷第1堰堤上、0834 K-1、0917 柿谷第2堰堤下、0930 柿谷第2堰堤上、1012-22 柿谷西道と交差、1040 K-5への分岐、1042-1111 開けた場所で昼食、1132 新幹線の上、1150-54 柿谷東道に出る、1154 K-8、1159 K-9、1200 K-10、1205 K-7への分岐、1211 八幡谷本流の木橋、1215-29 あしや村、1250 大岩、1340 奥池ロッジ、1400-34 奥池BS

水車谷BSを下りてしばらく柿谷の最下流部を探索した。もちろん滝は見えない。道路際の溝も三面護岸で一旦入っても逃げようがない。さらに堰堤を越すあたりは全く見当がつかなかった。仕方がないので、しばらく一般道を登り、堰堤の上に下り立った。振り返って見上げると、大きな堰堤であることを再確認した。K-1ポイントから上は、柿谷西尾根に取付く際に少しだけ歩いたことがあるが、そのあとは全く未知の分野。K-1あたりの印象はスッキリしないものだったが、上に行くとそれほどの困難な所はなく、50分で第二堰堤の下に着く。一般道につけられた階段を使って堰堤を越える。堰堤のすぐそばで河原に下りて遡行を続ける。驚いたことに、ここから見覚えのあるピンクとブルーのリボンなどが頻繁に出てくる。柿谷西道と交差したとき、下から2人の女性ハイカーが登ってきた。こちらは沢登りを継続する。K-5ポイントの東側のリボンの多い地点、前回様子見に少し分け入って昼食をとった所を通過すると、やや開けた河原に出た。少し時間が早いが、気分良さそうなので昼食時間とした。水の流れがすぐそばにあるのはよいのだが、蚊が沢山寄ってきたのには往生した。ザックから虫除けのウェットティッシュを引っ張り出して使ってみたが、古いもののためかほとんど役に立たない。早々に引き上げることになった。





水車谷BS近くのマンションの間を流れる柿谷


 


柿谷道へのハイキング道入口


 


柿谷第一堰堤を上流側から




K-1ポイントで登山道と交差




第二堰堤を越え、振り返る




柿谷西道と交差した所から上流方向を




ここを左に行くとK-5




少し開けた沢筋で昼食休憩



そこを過ぎると、またまた驚いたことに、リボンが一切見当たらなくなった。谷を詰めるだけだから心配はないが、ときに同じ程度の沢が合流する所も出てくる。水量の多い方へ進む。新幹線の上を通る辺りで水の流れがなくなる。途中で、右方向へ曲がって行き、K-8の少し下で柿谷東道に出た。昼食時にゆっくりしなかったので、蚊もいないであろう鉄塔の下で休もうかと考えていたが、地面を無数の虫が駆け回っていたので、ほうほうの体で退散する。K-10であしや村の方へ進む。あしや村では青空広場の上にある広場に立ち寄った。普段は横を通り過ぎるだけなので、初めてだろう。広場の突き当りから下を見ると木橋が見えた。さきほど通ってきた八幡谷本谷にかかる木橋に違いない。このように見えるとは思いもかけないことだった。




ほぼ水流が途絶え枯れ沢に


 


柿谷東道に乗り上げ、遡行終了


 


あしや村青空広場の上の広場




通ってきた木橋がすぐ下に見える


時間があるので、青空広場の近くからゴロゴロ岳下にある大阪ガスの奥池ロッジに出る破線の道を歩いてみることにした。ここも、事前の情報が得られなかったが、GPSの助けを借りながら無事踏破できた。入って少し行ったところで大岩群に遮られ、少し身構えたが、通り抜けて振り返ると巻き道がついていた。最初に少し登るがそのあとはほぼ平坦であまり苦労はないが、面白味に欠ける道だった。思いのほか時間がかかったが、大阪ガスの奥池ロッジ敷地を通り抜けて、奥山貯水池の先に林山を望みながらバス停まで行く。ほとんどが他人の記録もないコースであり、自分にとってももちろん初めてだったので、ある程度のワクワク感があった。



このコースで唯一の見どころ


 


尾根道を淡々と登る


 


大阪ガスの奥池ロッジ


 


奥池の近くから林山(左は蛇谷北山)


 



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