2021. 04. 02 屏風川左俣谷天ヶ沢、鎌ヶ谷右ルート
三菱雪稜クラブの概念図に名前がある屏風川の沢の中で、南側で唯一残ったのが天ヶ沢。天ヶ沢の出合から中を覗き、藪ばかりで全く興味をひかなかったので、今まで残ってしまった。あと残るのは、屏風川本谷、大蔵谷、広場谷、鳴川左俣谷、枯木ヶ尾根という北側のいくつかとなった。概念図にないので歩いたのも、左俣第一尾根、峠の小径の峠から中尾根、ナダレ尾山南尾根、中俣谷A2沢、右俣谷B支流、古倉池、アザミ池とかなりの数となった。今回で打ち止めにしてもよいのだが。帰宅後に調べると、中俣谷D2沢も残っていた。地理院地図に実線で書かれているK甲越から金剛童子山付近の道と組み合わせてそのうち歩いてみよう。
同行: T氏
コースタイム:
0849 鎌ヶ谷の人家がとぎれた所に駐車、0905 天下辻、0920 中俣谷A沢分岐、0928 BCDE沢分岐、1007 二条の滝、1020 峠の小径入口、1024 通行止めのガレ場上、1033-41 太陽と緑の道分岐、1057 四連鎖の滝、1105 黒岩の滝、1114 天ヶ沢入口、1137 東方道、1143 天下峰に寄り道、1155-1213 広場で昼食、1234 南へ右折、1241 西へ右折、1251 鎌ヶ谷右ルートへの分岐、1306 P538を越えて左ルート入口、1316 P538に戻る、1328 鎌ヶ谷に下りる、1334 鎌ヶ谷池、1354-58 駐車地点
この日は天下辻から中俣谷を沢伝いに歩く。天下辻から峠の小径入口まで1:15かかった。上のハイキング道を同じ顔触れで歩いた3/11は0:40だったので、ほぼ倍の時間がかかった。通行止めのガレ場は、迂回路を通らずガレ場の上を歩こうかと話がまとまる。傘寿を越えた二人なのに無謀なことだ。様子は以前と同じだったが、渡してあったロープが取り外されていた。ロープがなくてもそれほど危ないことはない。左俣谷に下りて太陽と緑の道との分岐でいつものように一息入れる。
天下辻にコバノミツバツツジ |
中俣谷A沢出合 |
中俣谷二条の滝 |
ガレ場を越えて振り返る |
四連鎖の滝を越えるときに少し手間取ったが、黒岩の滝は前回より水量が少なく、まったく問題なく登れた。天ヶ沢入口にやってくると、以前に見たときと全く同じで、藪が一面に覆っていた。左手から登ってみたが、藪のあとはひどい倒木群で、ますます歩きにくそう。さらに高巻きをして5分ほどで沢に下りる。その後は歩きやすくなる。忠実に沢を詰めて、東方道に出る。天ヶ峰の入口の付近だった。折角だからと天ヶ峰に立ち寄ったのち、P476付近の広場で昼食をとる。採石場への分岐、多聞寺への分岐をやり過ごし、鎌ヶ谷左ルートに通じる道でP538まで歩く。P538から左ルートへの下り口までを歩いたことがなかったので、歩いてみた。あまり歩かれていないので、踏み跡もしっかりしないが、なんとか地形図のほぼ破線通りに歩けた。もう一度、P538に戻り、馴染んだコースで鎌ヶ谷に下り、鎌ヶ谷池を目指す。深い緑色の湖面が静かに横たわっていた。あとは新しく完成したダムの横を通り、左コースと合流するとすぐに駐車地点となった。
B1沢の四連鎖の滝 |
黒岩の滝 |
天ヶ沢入口 |
沢に下りた所で下流を |
轍の多い東方道に出る |
鎌ヶ谷右ルートへの分岐 |
左ルートへの下り口付近のハイキング道 |
鎌ヶ谷池 |