2021. 02. 19 笹間ヶ岳
今年2峰目の未踏峰。久しぶりにS氏と。どちらも自信がなくなってきており、非常に短めのハイキング。前々日には右足首に違和感が出て心配したが、前日には背中に強い痛みが出て、行けるかどうかを危ぶんだ。単独行なら中止していたところ。
同行: S氏
コースタイム:
0905 上関BS、0945 関津峠分岐、1035-48 笹間ヶ岳(433b)、1134-1202 大谷河原、1236 富川道の矢筈ヶ岳分岐、1242 御仏河原、1317 林道へ、1333-55 アルプス登山口BS
バス停から林道へ入って行くと、少し大きめの池が右手に、神社が左手にある。気持ちのよい緑の中の道だ。40分ほどの登りで尾根に辿り着き、笹間ヶ岳や琵琶湖が木の間から顔を見せる。瀬田川の先に比叡山も見える。頂上近くの大きな岩の前に祠が祀ってある。回り込むと梯子が架かっており、その上が八畳岩と呼ばれている大きな岩で、笹間ヶ岳の頂上だった。音羽山方面から比叡方面も見えている。この日は一日中晴れとの予報だったが、曇り空で眺望もスッキリしない。風も強く、寒いので早々に引き上げる。
東に向かって徐々に高度を下げていく。材料運搬道路という舗装道路に出る。それを下りて行くコースも紹介されていたが、それとは別れて左手の地道を辿る。所々で木の間から矢筈ヶ岳方面が見えるが、とぎれとぎれなので、全体像がつかめない。やがて広々とした大谷河原に着き、昼食とする。頂上と違って風がないものの、やはり日差しがないのでうすら寒く、長居する気になれなかった。
足を進めると大きな池が出てくる。それはありきたりのものだったが、そのあとの3つの小さな池は裏磐梯の五色沼を思わせるような神秘的な色合いだった。青色、赤みがかった色、紫色と、ため息が出るような美しさだった。富川道に出た所が矢筈ヶ岳への登り口だった。その四辻を左折して、富川道を下る。途中に御仏河原といわれる岩場が出てきて、一部が氷結しているので、慎重に下る。このようなところで背中が痛いのは困る。なんとかクリヤーして舗装道路に着く。あとは天神川に沿って下って行くだけ。途中で堂山への取付き口らしきものを確認しておく。新名神の工事現場を通り過ぎると、アルプス登山口のバス停だった。
八畳岩に登るハシゴ |
笹間ヶ岳山頂から音羽山方面 |
笹間ヶ岳山頂から比叡方面 |
材料運搬道路から山道へ板 |
矢筈ヶ岳方面を木の間から |
大谷河原 |
大谷河原の突き当りにある池 |
赤味がかった色の池 |
青紫色の池 |
富川道の矢筈ヶ岳登り口 |
薄氷の張った御仏河原 |
富川道終点 |
咲き始めた梅林 |
源氏物語を執筆中の紫式部 |