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2020. 04. 07  屏風川中俣谷・黒甲尾根 



T氏を枯木ヶ谷沢に誘ったところ興味を示してくれた。しかし、4月はじめでは少し水温が低いので、沢の中を歩く必要のない中俣谷に同行することにした。


同行T氏

コースタイム

0938 神鉄花山駅、1019 南方道、1034 中俣谷D1沢取付点、1055-1104 中俣平、1123 F1沢へ、1138 F1沢源頭、1150-1233 K甲越、1250 西尾根・右俣尾根分岐、1301 右俣谷B沢取付点、1336-40 右俣谷B支沢・中尾根分岐、1343 黒甲東道、1357 中俣谷BCDEF沢へ下降、1401 A沢へ、1419-21 天下辻、1442 大池駅

花山駅からの道は4度目。駅を降りてもなんの案内もないし、登り始めても沢を離れるまでは、普通のハイカーには無意味なリボンがあちこちに沢山あって、初めてなら面食らうだろう。大池見山台からの道が合流するとあとは分かりやすい。コバノミツバツツジ、ツバキ、タムシバが目を楽しませてくれる。

南方道に入り、北神線52の鉄塔がある南尾根下降点や記帳箱のある展望台に立ち寄ったあと、中俣谷D1沢への下降点を探す。三菱さんの赤プレートがあったはずだが、見つからないまま、右手に入って行く。もう少し先が三菱さんのルートだったらしいが、どのみち大した差ではない。すぐに水の流れが始まる。やがてC沢と同様、広々とした谷間の道となり、EF沢との合流点に着く。ここで、川の流れに手をつけてしばらく様子をみた。我慢できる冷たさだが、長時間濡れたままではややつらいだろう。枯木ヶ谷を後日にしたのは正解だった。中俣平まで行っったのち、引き返してF沢を目指す。F2沢と別れて未知のF1沢に入る。F2沢と似ておおらかな雰囲気だった。やがて峠に達する。正面に西鹿見山と思われるピークが目に飛び込んでくる。峠を下るとすぐに四辻となり、そこを通り過ぎると、K甲越から鰻ノ手池に行くときに通る広場に出る。枯れた高い木があり、印象的な場所だ。右に進んで太陽と緑の道の標識があるK甲越東道に出て、左折するとすぐに3本のピンクリボンがかかった踏み跡があった。黒甲尾根への取付点であることは間違いないと思ったが、今回は黒甲越からの道を確かめたいので、スキップする。

K甲越で昼食。ここの北側には、西尾根という案内しかないが、少し入ると黒甲尾根の赤プレートがある。前回、右俣尾根に行くつもりでこの道をどんどん進んだが、かなり方向がずれてきたので、引き返して適当な所から北方向に藪漕ぎして下り、途中で立派な踏み跡に合流した。今回はその引き返し地点からそのまま直進する。すぐに四辻があり、北に進めば西尾根・右俣尾根との案内があった。これで、あいまいだった点が解消され、スッキリした。やがて出てきた右俣谷のB沢取付点からは以前に歩いたことがある。そして右俣谷B支沢取付点に着く。ここも四辻になっており、中尾根、黒甲東道への道が分かれる。黒甲東道に下り、東に進む。中俣谷へ下りる新しい道を探していると幅広い踏み跡があった。この未知の道を通って中俣谷BCDEF沢に出る。そこからA沢はすぐだった。天下辻を経て下山。大池駅近くのお好み焼き屋でビールを飲んで、締めくくる。




大池見山台への分岐点に咲くコバノミツバツツジ


 


中俣谷D1沢


 


色々なルートの集まる中俣平




中俣谷F1沢




中俣谷F1沢源頭から西鹿見山



右俣谷B支沢・中尾根への四辻




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