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2020. 02. 04  宝殿山 



前から一度行ってみたいと考えていた石の宝殿に女房殿と行く。この程度の散歩なら女房殿の足も問題ないだろうと踏んでいたが、やはり大丈夫だった。


同行女房殿

コースタイム

1035 JR宝殿駅、1104-1213 生石(おうしこ)神社、1240-1346 宝殿駅

駅から25分程度の歩きだが、ふくらみ始めた梅などを見ながら知らない町を歩くのは楽しい。だんだん生石神社が近づいてくる。総合体育館を過ぎて、法華山谷川を越えると生石神社の鳥居があり、急な階段が上まで続いている。車道を登っても神社に行けそうなので、女房殿は緩やかな道を選び、こちらは階段を登る。社務所で100円を払って内部を見学する。三方を岩壁に囲まれた空間に重さ500トンともいわれる巨大な石造物が水に浮かんでいるかのように見える。この水はどんな干ばつの時でも枯れることがない。背後に回るとテレビのブラウン管のような奇妙な突起がある。奈良時代の『播磨国風土記』に登場し、少なくとも1300年以上前から存在していたことがわかっているが、なぜ、だれが、何のためにつくったのかは依然として不明のままとのこと。工事で出た大量の岩屑は人畜に踏ませぬため高御位山の上に運ばれたという。




法華山谷川の橋から採石場と神社


 


生石神社


 


石の宝殿の浮石




石の宝殿の背後



神社の裏山には岩肌につけられた階段を登って行けばすぐに宝殿山(ほうでんやま;60b)の山頂に出る。2才の子連れなど何人かの人と出会う。とくに山頂標識はないが、日本山名事典にはちゃんと掲載されている。ここから360°の大パノラマが楽しめる。北:高御位山(300b)、北東:サザンスクエア加古川の先に城山(271b)、東南東:高砂市総合体育館の先に加古川駅のビル街、南南東:竜山(92b)とその右手奥に神戸製鋼など、南西:高砂火力発電所(電発)、西:採石場?(112b)。

下山後は来た道を駅まで戻り、昼食をとる。




宝殿山からの展望
北東:サザンスクエア加古川の先に城山(271b)



 


宝殿山からの展望
東南東:高砂市総合体育館の先に加古川駅のビル街


 


宝殿山からの展望
南南東:竜山(92b)とその右手奥に神戸製鋼など




宝殿山からの展望
西:採石場?(112b)




宝殿山からの展望
北:高御位山(300b)



宝殿山からの展望
高御位山をアップで



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