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2019. 11. 26  峰山・朝日峯 



うまくすれば三尾のモミジも見られるかと期待して、京都北山のガイドにあった2山を訪れる。


同行単独

コースタイム

0950 高雄BS、1000-40 高山寺、1153-1223 峰山(537b)、1312-15 P602bの西麓、1330 林道終点、1400 朝日峯への取りつき、1411-30 朝日峯、1443 松尾峠、1525 谷川6号橋、1600-10 槇ノ尾BS

バスを降りて、栂尾まで歩き、高山寺に入っていく。最盛期は1週間ほど前らしいが、それでもそこそこのモミジを楽しめた。昭文社のガイドには、登山道が高山寺の明恵上人御廟の脇から始まると書いてあったが、台風による損壊で、御廟に行く道は2本とも閉鎖と言われ断念する。時間つぶしに、以前に来たときは入らなかった石水院を見学する。明恵上人樹上座禅像や鳥獣人物戯画絵巻(複製)などがあり、モミジをバックにした建築物と相まって値打ちがあったが、これだけで拝観料800円はちょっと高い。

この日をどう過ごすかと、裏参道を下りながらYAMAPを開いてみる。なんと、YAMAPのルートは高山寺からではなく、少し戻った白雲橋のたもとのガレージから始まっていた。なんの案内もなく、分かりにくい踏み跡だが、まず間違いない。急な坂道を登って振り返ると清滝川と周りのモミジが美しかった。これがこの日最後のモミジ。登っていくと、いくつかの紛らわしい踏み跡が右や左に分かれるが、ルートを見失うことなく、峰山に着く。とうとう高山寺からの登山道とは出会うことがなかった。展望のない山頂で昼食とする。




高山寺の石水院


 


高山寺裏参道から


 


白雲橋のたもとにあった怪しげな登り口




峰山山頂




下山した三差路では、右手から来るのが高台寺ルートなので左に行けばよいと疑わなかったのが間違いだった。だんだん道が険しくあやふやになってきた。「朝日峯まではなだらかな縦走路が続く」とあったのと大違いで、これはおかしいと思い、YAMAPを取り出すと、なんと南に向かっていた。先ほどの三差路まで引き返すと、そのちょっと先に本当の三差路があり、小さな標識もあった。そこからは、確かに「なだらかな縦走路」となった。15分ほどのロスだった。京都の山はどこもそうだが、ここも倒木が多く、P602bの西麓に着いたときはとくにひどかった。ここからは初めていくつかの山々が展望できたが、よくわからない。北の方に見えるピークは桟敷ヶ岳かと想像する。ルートは目に入らないが、北西方向だろうと倒木を乗り越えていくと踏み跡が見つかった。そのうち道が広くなり、やがて林道終点という標識も現れた。朝日峯には10分ほど寄り道をする必要があった。

頂上からは比叡山なども見えたが、とくに感激するようなものでもなかった。下山を始めるとすぐに松尾峠。お地蔵さんのある東屋がある。私有地なのでというゲートがあるが、それをすり抜けないと下山できない。歩きやすい道をどんどんと下り、二つの谷が合流する谷川6号橋に着く。あとは谷沿いの林道を淡々と下るだけ。橋を渡って、朝に見つけた槇ノ尾にあるJRバスの停留所に向かう。朝の京都バスとは違ったコースを走ったのはよかったが、かなりの渋滞に巻き込まれ、四条大宮で下車する頃にはうんざりしてしまった。




602b峰の西麓から南西方面を




朝日峯山頂




朝日峯から比叡山系


 


北山杉




北山杉




育成中のヒノキの幼木


 


北山杉



清滝川を渡って高雄へ戻る

 




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