2019. 11. 14 荒地山界隈・プロペラ岩など
1年10ヶ月ぶりの荒地山。鷲峰山で自信がなくなったが、やはり2年前と比べて色々な点で衰えを感じた一日だった。どうということなかった岩も気を入れないと危なく感じた。カメラの写真もスマホの写真も、パソコンに取り込んだあとに失ってしまい、記録が不備。
同行: 単独
コースタイム:
高座第一堰堤から左岸を登る。いつも何らかの問題があるが、この日も2度ほどウロウロしてしまった。城山尾根への分岐はすぐに分かり、右折して尾根に出る。新神戸線44の鉄塔を過ぎ、ボルダー群展望台へ立ち寄る。この入口もすぐに分かった。城山尾根へ復帰してしばらく登ると、キャッスルウォールへ通じる立派な道ができており、そこに新しい芦屋市の標識が立っていた。以前にあった消防団のC4とかD8の標識が取り払われた代わりに設置されたものだ。ブラックフェース分岐にはなにもない。若者が追い抜いて行ったが、そのスピードはけた違いだ。岩梯子を登り、新七衛門ーでザックを下ろして潜り抜ける。その時の動きもかなり悪くなっている。そのあと、左手に入り、テーブルロックで昼食とする。260°の方向に見えている建物は摩耶山。ここらを住みかとしている子猫がやってきて食べ物をねだるが、渡せるようなものはほとんどない。
昼食後、ハンドジャムクラックの左手を回り込んでビッグボルダーに行こうとしたが、登りすぎてその上のいつも食事をする松の木の展望台に出てしまった。岩小屋の横の梯子を登り、サンデーモーニングスラブと再会する。すぐに一般登山道に出て、サンデーモーニング上の展望台に立ち寄った後、立て烏帽子岩の方へ下りて行く。ここもよく間違う所だが、この日は大丈夫だった。フィンガーマジックへ立ち寄ったあと、立て烏帽子岩から奥高座谷への道に進む。ここも3度目と思うが、今回初めて最も無難なコース取りができた。途中で、前に行ってよく分からなかった腰痛チムニーとキャップロックと思われる方へ分け入ったが、大きな岩壁を下から見上げるだけなので、遠くから見る姿と照合することが困難だった。前回より奥に進んだので、そのあとには大岩はないことは間違いない。引き返してすんなりと谷に出たが、沢山のテープがあり、ちょっと驚く。少し下って行くが、あまりにも道がしっかりしているので、プロペラ岩への入口は上にあるに違いないと戻る。はたしてプロペラ岩入口は下りてきた所のすぐ近くだった。岩にマーキングがあったように記憶していたが見つからなかった。先ほど見たたくさんのテープはプロペラ岩へのサインだったのだろう。プロペラ岩の下と上で、あとで詳しく調べようと、キャップロック方向の写真をたくさん撮ったが、写真を消去してしまい、不可能となった。プロペラ岩の上で少し休んだ後、荒地山南尾根に出て、また黒岩で展望を楽しむ。ここからも、ほぼ260°に摩耶山の建物が見えている。
進入禁止の標識で、久しぶりなのでウグイス広場などに寄ろうと立ち入ったが、どうも勘が鈍っているのか、方向が分からなくなり、適当な所で切り上げて五分岐に向かう。そこからは細井道を下る。ダルマ岩、風吹岩分岐、アカシヤ尾根分岐をすぎて、荒地山第二堰堤上に着くと、通行禁止になっていた道が改修され、通行可能となっていた。荒地山第二堰堤(副)下の広場にも新しい標識があった。高座第一堰堤のひとつ上の無名堰堤で高年者がビールを飲みながらくつろいでおられた。どこを歩いてきたのかと話しかけられ、マニアックなコースを詳しく説明したが、大体わかっておられたようで、話がはずんだ。その後、左岸道に復帰しようとして、またもや訳が分からなくなった(後日確認した所、堰堤から上に行かずすぐの所を右下に下りて行くとすぐに梯子の所へ出ることが判明した)。この日は、結局右岸道から下りる。すぐの所で左岸に移るところがあったので、左岸に渡るが、中の滝に気付かないまま、高座第一堰堤に出てしまった。高座滝から駐輪していた山芦屋公園に出て終わりとする。