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2019. 10. 09  古倉山 



12月のYH例会で使えるかどうかの下見。中俣谷の沢あるき、経験のない古倉山の登りを主に気にしながら歩いた。


同行単独

コースタイム

0935 大池駅、0959-1004 天下辻、1016-18 中俣谷BCDE沢出合、1029 中俣谷B沢出合、1033-36 黒甲越東道へ、1042 中尾根分岐、1112-17 黒甲越、1123  右俣谷D沢へ、1138-1218 右俣谷D沢出合、1225 大日地蔵、1226-31 展望台へ寄り道、1239 古倉山登山口、1252-54 古倉山(476b)、1320 右俣谷A沢への道へ、1313 少しウロウロしたのち尾根によじ登る、1320 登山道に出て間違ったところまで引き返す、1330 右俣谷A沢への分岐、1350 先ほど登りついた尾根近傍でまたロスタイムあり、1402-17 右俣平、1423 峠の小径の中俣谷入口、1439 二条の滝、1449 東道からの道と合流、1457 中俣谷BCDE沢分岐、1510-15 天下辻、1545-54 多聞寺、1555-58 神鉄六甲駅

この日は一人なので、往復とも芦有バスを利用して大池に行った。大池駅−天下辻−黒甲越東道−黒甲越−右俣谷D沢出合−大日地蔵の間はなにも新しい発見はなかった。今回、古倉山の登りを金毘羅山に行くときに目に入った地理院地図にも出ている点線の道をはじめて歩く。これは、大変よい道で問題なく頂上に達することができた。右俣平への下りがかなり大変だった。18.12.08に右俣平から登ったときの記録には「古倉尾根にとりつく。とりとめのない地形なので、出発点付近にあったいくつかのマーキングが助けとなる。一旦尾根に乗ると、踏み跡がなくても、マークがなくても問題ない」としか書いてないように大した苦労もなく頂上を踏んでいる。今回の下りでは、地図に出ているコースの踏み跡をたどり、マーキングも大変多かったにもかかわらず、かえって苦労した。踏み跡を辿らずに適当に下りればよかったかというとそうでもないだろう。登りより下りの方が難しいから。

古倉山から東に進んで地図にあるルート通りに小ピークに登ってみた。そこから南に下りる道はなく、コルまで戻って南東に進む。このあとの分岐で左手にある赤テープが目につきそちらに進んでしまった。かなり歩いてから右俣谷A沢が下に見え、登山道をはずしていることに気が付く。A沢も歩いたことがないので、いつもならそのまま下りて行くところだが、今回は下見に来ているので、それでは目的に反する。登山道に向かって南側の斜面をよじ登るとすぐに稜線に出た。そのまま下りてしまうと、やはり下見にならないので、道をはずした所まで戻る。そこには、三菱さんの右俣谷A沢取付き点というプレートが架かっていた。そこから引き返したが、先ほど登りついたところ辺りで、また赤テープを見落とし、少しロスをする。その後もなんどか立ち止まり、道を探すことがあった。踏み跡とテープがなければどんどん下って行くのに、むしろ時間をとったという感じだ。そのうち心配がなくなると左俣平に着き、一息入れる。沢で顔や腕を洗っていると2台のバイクが到着した。なんども来ているがバイクに遭遇したのは初めてだと好青年の若者に話しかけると、休日は多いですがと言っていた。やがて彼らはB沢の水を蹴散らしながら、爆音と排気ガスを残して出発していった。

すぐ後を追いかけ、峠の小径から沢伝いに中俣沢を登る。大勢で来たときは、上の登山道を歩いた方が無難かなと思う。天下辻で電車の時間を調べていて、前から気になっている多聞寺に立ち寄る名案を思い付いた。これは清盛が古寺山に作った寺が、一ノ谷の合戦のあと取り払われて現在地に移ってきたという歴史をもっている。大池の方から、スマホを頼りに細い道を辿ると境内に出た。内部を見ることもできず、市民の木という300年以上というカヤの木もさほどのものでもなかったので、期待外れという感じだった。帰りは、正面の長い階段を下りる。目の前が神鉄六甲駅だった。




天下辻からこの日出合った唯一のグループが
鰻ノ手池方向に出発して行かれた


 


黒甲越


 


右俣谷D沢出合で昼食




この日唯一の展望場所で金剛童子山を




古倉山山頂



右俣谷A沢への下降点

 


踏み跡がしっかりしない登山道
テープを見つけないと大変




右俣平から出発するモトクロスバイク

 
 

中俣谷二条の滝(この日は一条)


 

多聞寺のカヤの木




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