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2019. 09. 03  屏風川左俣谷B1沢・天ヶ峰西ルンゼ 



左俣谷のA沢とB沢に挟まれた尾根から左俣谷の渡渉点を経て、とても魅力的と紹介されている天ヶ峰西ルンゼ(仮称)を登り、最後は多聞寺を訪れるという欲張った計画を立てる。


同行S氏

コースタイム

0926 神鉄大池、0950-53 天下辻、1014 ナダレ尾山登り口、1023-43 左俣谷A2沢南尾根、1047 左俣谷B1沢へ、1124 B2沢との合流点、1139-1214 左俣谷渡渉点、1222 天ヶ峰西ルンゼ取付き点、1247 小滝、1256 460bの平坦地、1349 東方道へ、1400 476b、1424-32 南への屈曲点、1455 鎌ヶ谷左ルートへ、1532-1634 神鉄大池駅

天下辻から東方道へ進む。この方向に歩くのは初めてだ。ナダレ尾山への登山口を通り過ぎ、道が北から東に折れる付近で尾根道への入口を探す。この尾根道は地理院地図にははっきりと書かれているが、三菱雪稜クラブの地図でも無視されている上、どなたの記事にも現れてこないので、無理かなと思っていたが、案の定だった。適当と思われる所から分け入るが、10分ほど藪こぎしたのに500bの平坦地にまだまだ届かない。先日の長坂山の藪こぎで両腕にかぶれができて、未だ直っていない所を擦るのでかゆくてたまらない。これでは左俣沢に下りるまで2時間では済まないと判断し、引き返す。どこを歩こうかと思案したとき、ここに来るときに雪稜クラブの「左俣谷B2沢下降点」と「左俣谷B1沢下降点」というプレートがぶら下がっていたのを思い出す。少し南に戻って、B1沢へ入って行く。藪こぎもなくすぐに沢の源頭に出て、沢に沿って下りて行く。途中に小さな滝が一つあっただけの特色のない沢だったが、簡単にB2沢との合流点、太陽と緑の道の左俣渡渉点に着く、そこで昼食をとる。沢のそばで水音を聞きながら腰を下ろすのは気持ちがよい。


昼食後、大日如来の方へ少し進むと大きな沢とぶつかる。それが天ヶ峰西ルンゼの取付き点だ。大きな岩があるが、どれもしっかりとしたホールドとスタンスがあるので、問題ない。最後の6-7bの滝では、ズボンの裾を少し濡らしてしまう。それを越えるとほぼ沢の源流近くとなる。そのあと地形図の460bの舌状の尾根の部分に出たが、どう進めばよいか分からず少しウロウロする。北に進み小さな広場を過ぎて、鹿見山方面が望めるところまで行く。南に進めば東方道と勘違いして南に引き返す。しばらくして西ルンゼを詰めて出てきたのと同じところを歩いていることが分かり、また北へ引き返す。丁寧に地図を見て、そろそろ東方道へ乗り移る頃かと思っていると、いくつかのテープが垂れ下がっている踏み跡があった。そこを東に行くとすぐに東方道へ出た。暑い中ウロウロしたのでかなり消耗した。

東方道は、以前歩いた時もそうだったが、面白味のない道で、しかもこの日は風もなく暑い。東から南に方向が変わるところで、休憩して水分補給をする。そのあとの分岐を南に行けば多聞寺、右に行けば天下辻であることは知っていたので問題ないと思っていたのに、その分岐に気付かす、鎌ヶ谷左ルートの入口の所の標識に出くわしたので、びっくりしてしまう。途中の標識は取り外されたのだろうか。仕方がないので鎌ヶ谷を下り、大池駅に出る。駅の南側のお好み焼き屋で立て続けに生ビールを2杯空け、喉の渇きを癒す。




左俣谷B1沢(左側)とB2沢(右側)の合流点


 


天ヶ峰西ルンゼの取付き点


 


西ルンゼの岩




西ルンゼの滝




西鹿見山方面を望む


 


小広場
(この少し南に東方道への踏み跡があった)

 



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