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2019. 04. 03  摂津峡・阿武山 



YHの例会。山に登らないウォーキングで摂津峡に行き、桜広場での昼食のあとそのまま帰るという企画。近くまで来たのでO氏宅への見舞いを考え、電話するが不在だったので、阿武山に足を延ばす。


同行午前YH6人、午後単独

コースタイム

0928 原立石BS、0941 牛地蔵(神峰山寺分岐)、1004-16 八阪神社、1033-41 浄園寺、1100-08 摂津峡遊歩道入口、1120 白滝、1140-1210 桜広場、1233 西の口BS、1315 関西大学正門、1318 阿武山口BS(北大阪変電所前)、1344-51 造成地、1412-17 阿武山(281)、1434-42 阿武山古墳、1455 稲荷神社、1535-39 安威BS

原の集落を散策ののち、八阪神社、浄園寺をへて摂津峡に入る。うんと昔に甥と二人で来たことがあるが、全く覚えていない。所々でよい景観があるが、それほどのものではない。途中で立ち寄った白滝はスケールが小さいものの姿は悪くはない。桜広場のサクラは7分咲き程度だったが、よい天気になり、穏やかな昼食時を過ごすことができた。




芥川の釣り堀


 


摂津峡


 


白滝




さくら広場での昼食
背後に北大阪高槻線8



昼食後、仲間と別れ、上におびえる鉄塔が北大阪高槻線8であることを確認し、すぐそばを通る車道を歩いて西の口BSへ進んだ。そこで右折し、霊仙寺、萩谷月見台、関西大学の正門を経て、北大阪変電所の前の阿武山口BSから南に向かう。所狭しと鉄塔が建っている。この辺りの鉄塔は、さすがに変電所から出たばかりなので1番のものが多い。だだっ広い造成地に出る。多くの人の山行記録に、この道にはダンプが砂埃を立てて行きかっていて非常に大変だったと書いておられるが、この日はすでに造成が終わっていたので、全くダンプを見かけることはなかった。この造成地からの展望は広大だった。霞んだ六甲山系、石堂ヶ岡、右端にはコンモリとした竜王山があった。そのあとの送電鉄塔を過ぎると山道になり、ホッとする。武士自然歩道、奈佐原古道への標識を通り過ぎると阿武山頂上だった。三角点、木彫りの大きな人形、いくつものベンチなどが置かれたかなり広い山頂となっている。狭い範囲だが南の方の景色を見ることができ、地元の人に聞くと、新しいJRの総持寺駅が見えているとのこと。そうするとその左手の山塊は生駒になるのだろうか。




造成地から豊崎線四、五と阿武山


 


造成地から石堂ヶ岡、竜王山


 


阿武山山頂




阿武山山頂から
生駒山・総持寺駅方面



下って行くとご神木のエノキの木があった。大木ではないが、樹形は美しい。その近くから頂上とは違った景色が見られた。大阪から千里中央をはさんで六甲方面も見える。やがて、前から訪れたいと思っていた阿武山古墳。古墳はいつ見ても面白いというものではないが、ここのはきれいに整備されており、予想外の満足度だった。藤原鎌足の墓かどうかで長年論争が続いている。稲荷神社を通り過ぎたあとの道の選択を間違った。地図では細部がはっきりしないので、おそらく北の方に進めば、すんなりとバス停に出ると考えたが、これが間違いだった。北大阪小曽根線9をチェックできたのはよかったが、本当は南に進まねばならなかった。送電線に立ち寄ったあとも間違う。国道にはすんなりとぶつかり、下を潜る道も見つかったが、建物や車がすぐ下に見えるものの、下りることができない。いつもならこの程度の崖は平気なのだが、足元がズブズブと潜っていくような不安定さなので諦める。どんどん北に進むが、道はそのうちなくなるようなので、引き返す。10分少々のロスをしたが、道路沿いの道を南に下って安威BSに着いたときには1時間に1本程度しかないバスになんとか間に合ったのでよかった。

結果として、懸案の阿武山古墳に行けたし、あちこちからかなりの好展望が得られたので有意義な午後だった。数多くの見慣れない系統の送電鉄塔を見ることができたが、北大阪変電所の近くなので、一番といった若い番号のものが多いのが面白かった。




ご神木のエノキ




大阪・千里中央・六甲山方面




阿武山古墳




稲荷神社





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